韓国ドラマ 男の物語(남자 이야기) (全20話)
予告編はここ
生放送中、スタジオに乱入した男、キム・シン(パク・ヨンハ)は、ある男に弓を突きつけた。
俺を撮れ! 国民に言いたいことがある!
局はとっさにCMを入れた あっけなく取り押さえられたシンだった
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キム・シンは兄の家に居候の無職の男だった。スキルも目的も野望もない。 でもハンサム
恋人はギョンア 結婚には豪邸と高級車が必要と笑って話す女
兄は父が興したギョーザ製造をするフューチャー冷凍を守っていた。
ある日、レポーターが訪れ取材したことから悲劇が始まった。
野菜くずの入った不衛生なギョウザと放送された。
ネット上でバッシングの嵐 瞬く間にかたむき倒産してしまった。
悲観して兄は自殺 義姉と姪たちも家を追われた。
恋人のギョンアさえ金づるにしようとする自分に嫌悪する
去っていった恋人
実はネットででたらめな風評を流させたのはチェドン建設の常務チェ・ドウ
ギョウザ騒動を起こした目的は、ピョクチェウォンという大手食品会社をのっとるため、株価を落とすための仕業
そのとばっちりを受けた弱小食品会社がシンの兄の会社
そうと知らず高利貸しに追われ、臓器売買契約書にサインをするはめになったキム・シン
そうして放送局を襲撃した。
弁護士もつけず、懲役3年6ヶ月
受刑者番号2924
ムショに入った早々組長に目をつけられ、死を覚悟するほどの壮絶ないじめが待っていた
同室にはヘッドホンがないと会話できないギョンテがおり、友情が芽生える
チェドン建設を一代で築いた会長には息子のチェ・ドウと娘のウンスがいた。
自宅の会長室に来客があると、いつも天井の穴から会話を聞いていたウンス
恋人ギョンアはシンの借金を肩代わりし、夜の世界に飛び込んでいた。 その高級クラブで常務チェ・ドウと知り合った。
シンに知らない若い女が面会に来た。父の会社のせいでお兄さんが自殺したとひたすら謝る女
初めて知った事実
頭に刻まれたチェドン建設
チェ・ドウは妹ウンスが心の支え 彼女だけには心を開いていた。
ムショで組長に襲い掛かったシン
その気概を見込まれついに兄弟分になった。
そして同室の若い男は、世でマジンガーハンターと呼ばれている伝説のアナリスト、アン・ギョンテだと知った
金融取引違反で2年6ヶ月の刑
彼が先に出所する
チェ・ドウは、自分を精神病として入院させようとしていた父の腹心ト・マニ室長を部下に依頼し、事故死に見せかけ殺した。
組長の助言どおり、ムショで多くを学び無駄に過ごさなかったシンがついに出所した
ト室長の息子ジェミョンが十数年ぶりに帰国した
マジンガーハンターの叔父の店ミューズに、シンとジェミョンとギョンテが集結した
彼らの闘いが始まった。
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ただのマネーゲームで終るのかと思ってたら、後半はとんでもない方向へ行きましたね
つまり、サイコパスとの闘いになるのかな
精神を病んだ冷酷な兄チェ・ドウ そして春風のように温かい心を持った妹ウンス また自分の会社を守ることに必死であるがために裏の社会に通じている会長である父
この3人と関わるのが詐欺師であるギョンテの叔父に、父を殺された国際弁護士ジェミョン、天才アナリストであるギョンテ、そして兄を自殺で失ったキム・シンたち4人
シンは恋人ギョンアをドウにとられ、ドウは愛する妹をシン側に引き込まれ、お互いに敵対するのですが
もうね・・・・・・・知恵比べというか・・・・・・攻防に攻防を重ねて、それも第一ステージ、第二ステージ、第三ステージくらいあるのかな
はっきり言って、まだやんの~?って感じでした。
男の意地、あるいは沽券を守るためというだけでなく、善良なものたちを悪から守るために途中からシンは変わっていくのですけどね チェ・ドウが駆使する悪知恵がね、凄い 当初は天才的な頭脳を使ってたのが、どんどん壊れていく様が怖かったです。
アキレス腱は妹であるウンスだった、兄チェ・ドウの不気味な倒錯ぶりにも身震いしました。 この俳優さん、たまにカッペ顔に見えるし整〇前のクォ〇・サンウ?ってお顔に見えて仕方なかったのですが、スタイルいいですし、あの狂いぶりを演じたことに拍手 また父親であるチェドンの会長役の俳優さんも鬼気迫る演技でした。
このドラマ、どの役の人もちゃんとキャラが際立っていて良かったですね。 ストーリーも練りに練ったドラマでしょう
カネに翻弄された人たちの壮大な男の物語
ただのプータローだったキム・シンの得た人脈や、彼のその後の成長振りと言ったらそりゃもう
終盤の緊迫感と物悲しさにはぐいぐい引き込まれました
で、終り方? 背筋がぞーーっと寒くなったのは、まだ完全に闘いが終ってないから?
でもナイスな終り方でした。
笑いの部分はマジンガーのアン・ギョンテが一手に担ってましたね~
人差し指をさす部分で大いに笑わせてくれますよ
この曲がいいですよね ここ二人のシーンは ここ
(映像はすぐ削除されてしまいますのでご了承を)
株の攻防あたりは頭が痛くなったので(だって数字に弱いの~)
評価は上の中
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パク・ヨンハ氏の遺作になりましたが、生き生きと熱演してたので、いまだに信じられない気分ではあります
by ymmt4495 | 2010-09-18 02:17 | 2010年 下半期視聴ドラマ | Comments(4)
09年11月 ソウルドラマアワード 最優秀賞
10年春 アメリカヒューストン国際映画祭 銅賞
と評価されました。
韓国放送時の視聴率は いまいちでしたが。。。
ヨンハさんが受賞を ご存知だったのは何よりですが
人生これからなのに 残念ですーー;
ドラマの視聴率と、映画の観客動員数には騙されることが多くて
信用してません~
自分の感覚だけを頼りにしてま~す
これ、凄く男気のある役でしたね。
ほんと、これからでした。
私が韓国ドラマに進むきっかけをつくってくれたヨンハ君のドラマが紹介されているではないですか!
彼は歌もすごくいいですが、俳優としてもすごく魅力的でした。
このドラマは確かに視聴率は良くなかったようですが、私もストーリーは興味深く面白いなって思いました。
ヨンハ君は感情溢れる役も、最初の頃の「茶の香り」という感情を抑えた役も本当に上手でした。
寂しいというより本当に残念です。
こちらの欄にお出ましですか^^
もうだいぶ経ちますよね~ お父さんもその後ああなってからも
歌の活躍はキビョルくらいしか知らないんですが、
でもオンエアーとこれは真剣に見ましたよ。
本人も題材も、これほんと良かったですよね~
まさか遺作になるとは誰も思いもしなかったでしょう
本人すらも