知ることになるさ 10
帰宅してみると他の4人でジェンガで遊んでいます。 何も知らない皆は「これからはナギョンをはずしてやろう。」なんて言っちゃいます。 なぜかその言葉に過剰反応のナギョン、「私がいなくて面白い?」 超ご機嫌斜めな彼女に皆きょとん
会社のデスクで地球儀を触るナギョン。 母から電話です。大使館への書類を早く出さねばって。 どうしても嫌ならいいわよと言われるのだが・・・。悩むナギョン でも決心します。
今やヒョン(アニキ)と呼ぶインウの会社にソニル来訪です。 ナギョンを探しているところに彼が通りかかります。彼女が早退したことを知り帰ろうとするソニルを酒に誘うインウ。
「いつから?」 「?」
「好きになったの?」ストレートなインウの問いに咳き込むソニル。 しばらく置いて、ナギョンには秘密にと釘を刺すのだった。 また問われます。「どこか好き?」「横柄なところ・・。」
皆は無礼で自分勝手なお姫様だと言うけど、自分が傷つきたくないからなんだ。 人に近づく方法を知らない。 拒まれることを恐れるからやたらと横柄ぶる。痛々しくてなんだか健気だ。 それに綺麗だしね、と付け加えました。
インウは葉っぱをかけます。好きなら告白しなきゃって。 友達だから言えないというソニルに「恋愛経験が無いな?なら言うとおりに・・。」 連れて行かれたのは花屋。 告白するならありふれた花を。 それから真心だ。 彼のペースに乗せられてしまったソニル
「一人で悩むよりいいだろ。 ずっと好きだったと告白しろ。 でなきゃ俺が言うぞ。」
家の前でウロウロのソニル。 ナギョンが帰って来ました。 気づかす通り過ぎる彼女。 なにやら考え事のようです。 やっと気づくも、ところでその花は? ところがヘランたちも帰りでした。後ろから声をかけてきました。 とっさに「もらいものなんだ。」と、やるよってナギョンに投げて渡すソニル。
翌日作戦が失敗したことを電話で聞いて笑うインウ。「手遅れになるぞ。」 そこへナギョンが入室です。 辞表を持参した彼女に驚くインウ。 事情を話した後、手を差し出す彼女、しっかりお礼を言いました。 「そう、社長、知ってます? 社長に少し関心があったこと。」とにっこり出て行くナギョンでした。 女チーム長ともお別れです。 見送られタクシーに乗り込むナギョン。「泣いちゃだめ、大きな別れを前に・・・。」 唇をかみ締めます。
家はピカピカ、ご馳走を作って待っていたナギョンに首を捻るヨンミとヘラン。 週末ナギョンに無理やり遊園地にも誘われ、皆で思いっきり遊びますが、まだまだとカラオケにも行く彼女を見捨てて帰ります。 ソニルだけが付き合ってくれました。 でも涙を浮かべたりと様子がおかしいナギョン。 何かあるのかと問うても否定します。
翌日会社に行ってみるソニル。 退職したことすら知らなかったことがわかって飛び出す。 街をさまようソニル。 パブではヨンミなどにプレゼントを渡すナギョン。 ソニルが入って来ました。彼の口から事実を知る皆。 「ひどくないか?一言も言わないで。俺たちはいったい何なんだ?」 一番怒っているのはソニルです。 また外へ飛び出して行きました。 雨に打たれるソニル。
家ではしんみりと女三人で話します。「もっと早く言えばいいのに」「話したら現実になりそうだったから・・・。」 涙声です。 「こうなるから言いたくなかったのに・・・。」 三人で仲良く寝ます。 ね、約束しよ。もっと大人になって再会するって。 愛を知って人を知って、本物の大人になる!いいね?
出国の日、ソニルはサークル室に篭っています。 アルバムを開けばそこには思い出の日々が・・・。 たまらず飛び出し急いで空港へ。 他の三人は帰るところでした。 もう入れないソニル。 渡り通路の外からナギョンの姿をみつけ追いかけます。 やっと気づくナギョン。
ソニル、「好きだったよ。」 「?」 「お前が好きだ。」 「?」 全く聞こえません。 ナギョン、「何を言ってるのやら・・・。」 「幸せに・・・さよなら。」立ち尽くすソニル。
飛行機は飛び立ちました。 頭上を見上げる四人。 チョルグがからかいます。「お前ナギョンが好きだった? 言えば手伝ってやったのに。」
「何言ってるんだ、帰るぞ!」
ナギョンは行ってしまったけれど皆の友情はまだまだ続きそうです。
by ymmt4495 | 2007-04-10 23:37 | 知ることになるさ | Comments(0)