韓国ドラマ 恋愛時代 12
缶で手を切るウノ いつものドーナツ屋で、向かいに座ったドンジン
「なぜ切った?」「少し切っただけでこんなに痛いのに・・・なぜ死を考えるのかしら?」「誰が?」
「・・・・・世の中の人よ。」「贅沢だからさ、いい世の中なのに。」「あなたは順調なの?」「お前のペースに合わせて足踏み状態だ。 これからスピード上げるぞ。」 鼻で笑うウノ、「・・・・・転ばないでね。」
キスやハグに適した場所をネットでリサーチするドンジン
ユギョンとデート カップルばかりの公園 落ち着かない二人 「もう少し歩こう・・。」頭で口説きのテクニックを反芻するドンジン
「行き止まりね・・。」「いいな。」「何が?」「いや・・別に・・。」「戻るの大変ね。」
彼女の手をとるドンジン、「ユギョン・・・・」 後ろをウォーキングのオバさまたちが通る。
ジュンピョの告白の場にいた職員が噂話をしているロビー 「いきなり告白したの。命をささげて愛するって。」とひそひそ 後ろから急に現れたジホ、「どの先生?」 驚いて散る人たち
医局で手紙をしたためるジュンピョ 「長い間考えてきた・・もう妹じゃない。お前の男になりたい。 男? ハハハ・・・。」 そこへジホ乱入 「コン先生、噂聞かなかった?ある先生がアルバイトに告白したの。」「それは誰だ?」「驚かないでね、産婦人科だって。先生もわかったら知らせてね、私も女の方を調べるから、いいわね?」 呆然と見送るジュンピョ
アパートの前で車の中で寝ている男 ジホは気になりのぞくと教授だった。 ウノになかなか言えない彼女 やっと叫ぶ、「アパートの前に教授が来てる~!」
ハンドルにふせている男 ボンネットをコンコンを叩くウノ 夜の街を走る車
「子供の頃、おやじがスズメを生け捕りに・・・。 可哀想に思ったけど、逃がさなかった・・・・・僕のだったから・・・。 僕はスズメと同じ。 悪魔のようなことを考えます。 あの時もし彼女のメッセージを無視していたら・・・。 僕はこんな風に憎らしい人間です。」
「それは本心じゃありませんよね?」とウノ 「でも僕の考えたことです。 実は今日もウノさんと駆け落ちしようか、そう思いながらもここに来る途中、信号を守り・・・・。 僕は逃げる勇気もありません。」 沈黙の車内 「戻りましょう・・・・」と教授
仕事を終えたユギョンに同僚が声をかける。 「デート?」 ふふふ 「彼に話した?」「まだ会ったばかりだから・・。」「付き合ってるなら話したほうがいい。」「そんな仲じゃない。」「分からないのは彼の気持ち?自分の気持ち?」 「全部・・・。」
映画館のロビーで待っているユギョン 陰鬱な様子に、後ろからそっと近づいていたドンジン しばらく眺めている。
いつもの店で、教授と電話がつながらないウノ 休講ですか・・・・。 ふと見ると目の前にいつのまにかドンジンが・・・。「皆簡単に恋愛してるのに・・・。」「いったい何が問題なんだ・・言ってくれないと。」「何を?」「ユギョンだよ。」とドンジン 「なぜうまくいってないの?」「悩みを言ってくれないんだ。」「なぜ悩みがあるとわかるの?」「そんなの見ただけでわかるさ。」「彼女の心が読めるの?」「なぜ興奮してる・・・・・・ユギョンは俺を嫌いになったのか?」 「ビンゴ!」
「好きな男に悩みを打ち明けたくないか?」「話したくても話せない状況もあるわ・・・・。」
納得した様子で「じゃあな。」 呼び止めるウノ、「おい、待ってみれば?」「何を?」「ユギョンさんのことよ、自信を持って。 あなたは自分が思ってるよりいい男だから。」 くすぐったい笑いで「分かってる。」 別れる二人
病室の前でたたずむウノ やはり引き返そうとすると廊下に立っていたヨンイン
「私のザマを見に来るような度胸はなさそうだし・・・なぜ来たの?」 「・・・こうなったのは私のせいかと・・・・・なぜ死のうと? それが気になって・・・死ぬほど好きなのか、死ぬほど憎いのか・・・。」 「教えないわ・・あなたにはこの気持ち一生わからないわ・・」「全くわからなくは・・・喪失感、ですよね? 死にたいほどの喪失感・・・まだ好きなんですね?」 それには答えないヨンイン
母親が探しに来る。 「友達?」「いいえ」
ユリの店でジュンピョとジホ 「ジホや・・・。」 いい便秘の薬があると言うジホ 「俺の話を聞け。」「話して。」「長い間考えたんだ、こんな話苦手な事知ってるだろ。お前は妹じゃなく・・・。」いきなりクラッカーのはじける音 となりのテーブルで誕生日の祝い ケーキのおすそわけに興奮するジホ ほおばる彼女、「食べたいなら言えばいいのに・・・。」 さじを投げたジュンピョ、「全部かっ食らえ・・。」
河原の浅瀬に立つ教授 はっと気づくと隣に現れた妻 「ここで死に掛けたの?ひざまでの深さなのに・・・。」「よくここがわかったな。」
「なぜ来た?」「行きたいところが・・・。あなたの好きな所・・・」 車で出発する二人
「何の魂胆だ。」「何もないわ。ただ疲れただけ。」 ある建物の前 ふらつく彼女をささえる教授
「最後まで優しいのね・・・。」
ベンチに座った教授に近づくウノ 「心配してました、今までどこに?」 「たった今離婚しました・・・。」「・・・・・」
ジムで同僚のユニの、男性会員に興味ありありな様子を見てウノが問う。「ユニさんは誰かを好きな気持ちははっきりしてる?」
机に座ってじっと目を閉じ考えるウノ
妻のヨンインの来訪に驚く。 「そんな目慣れてないの・・私が憐れ?ユンスに会った?」「・・・・・・・」 「ドンジンさんが言ってた、あなたならユンスを幸せにできる、あなたならユンスの隣で幸せになれるって・・本当?」 答えられないウノ 封筒を差し出すヨンイン、「幸せになってね。」 いぶかしげなウノに向かって「経験あるでしょ?区役所に出して。簡単なことよ。」
封筒をあけると離婚届け 追いかけるウノ、「待って、出せません。」 「ためらってるの、わたしだけじゃないようね。」「・・・・」「決心すれば3人が、ドンジンさんまで・・・・4人が出発できる・・・。」「・・・・」 封筒を残して帰る妻
賭けをするジュンピョとジホ 別れたら私の勝ち 別れなかったら先生の勝ち 今日のドンジンとユギョンのデートに無理やり割り込んで、彼女の弱点を探ると意気込むジホ そして別れさせてやる、ウフフ・・・。
4人で食事 見事な箸さばきで魚を取り分けるユギョン ジホのはバラバラの身 それでも「弱点を見つけてやる。」とつぶやくジホにジュンピョ、「お前の弱点を隠せ。」
ノリノリのカラオケ 高得点のジホ ユギョンにマイクを渡す。 「私は歌は苦手・・・。」「だから歌って。」とジホ ところが完璧な歌の彼女 超高得点 がっくりのジホ 「面白くなってきた。」とジュンピョ
ボックスの外で休憩のドンジンとユギョン 「私、幼稚だった?」 「幼稚だから良かった・・。」「ジホさんの気持ちわかるけど・・・対抗しちゃった・・・・。」 ふふと笑うドンジン 「困ったわ・・・。私、あなたのことがとても好きみたい・・・。」「・・・・・・」
ボックスで怒るジホ 「カラオケが苦手?陰険な女だと思ってた。 来ないの?復讐したいのに・・。」と本をめくる。 「愛してるぅぅ~♪愛してるぅぅ~♪」急にシャウト系の歌を歌い始めるジュンピョ 「うるさいわね!」 マイクをぽとりと落とすジュンピョ
ジムで、離婚届けを見つめるウノ バッグに入れ退出する。 途中自転車の方向を変える。
店の前で止めるウノ ところが、手をつなぎ、なごやかな笑顔のドンジンとユギョンが店に入っていくのを見る。
あの日・・・あの時間のことがデジャブに思えたのは、わかってたから・・・いつかはこんな日がくると準備してたから。 慣れるために何度も想像して・・・心の痛みを感じてきたから・・・・。
なのに・・・役に立たなかった。
ユリの店に女性を連れてきたドンジン 珍しそうに見渡すユギョン
店の外で、立ったまま動けないウノ
by ymmt4495 | 2007-05-28 01:30 | 恋愛時代 | Comments(0)