マイガール 第5話
車を降りる。 「でも・・なんでこんなに気分が重いんだろう・・・。」
外にいる間に、二人の乗った車が発車 中には自分のバッグが・・・。 「はっ・・バッグ。」
「まずホテルで荷解きしないと・・もうイギリスには行かないわ。」と中で話すセヒョン 後ろから
大騒ぎで追いかけてくる女
(なんか・・・この表情、見惚れた・・・・。)↑
会議中居眠りをするジョンウに物を投げる母 エレベーターで愚痴をこぼす。「このホテルの半分はあなたのもの。全部ゴンチャンにやらせたらあなたの居場所が無くなるでしょ?」 開いたドアの向こうにセヒョンが。 「お久しぶり。」「歓迎されるには久しぶりすぎないか?」とジョンウ
母親が気付く、「わかった、キム・セヒョン・・・。またゴンチャンと付き合ってるの?」「そうみたいですね。」
スカッシュ場でゴンチャンとジョンウ プレーの後、「俺は前みたいにセヒョンを扱うつもりはないぞ。」とジョンウ 「とにかく俺たちはまた付き合ってるんだ、冷たくしすぎるな。」とゴンチャン
二人でバーにいる。 ユリンが店に入ってくる。「なんでユリンを?」とゴンチャン 「楽しいから!」 耳元でささやくゴンチャン、「ユリンと飲んで、情熱的に愛するのか?」「お前の前でそうできるみたいな言い方だな。」 ユリンを真ん中に座らせる。「これからはジョンウの前で二杯以上飲むなよ。」「いくらイトコだからって口出しすべきじゃないぞ。」「隣にプレイボーイが座ったら守らなくちゃいけない家訓だよ。」とゴンチャン
ビリヤードでの勝負にお金を賭けません?と言い出すユリン ところが父親仕込みのギャンブラーぶりを発揮する彼女 プロ顔負けの技を連発 「あら、どうして入ったの?」「何で?」「凄い、ミラクルみたいっ」ととぼけまくり。
そこへセヒョンからの電話で呼び出されるゴンチャン 「あまり飲みすぎるなよ。」とユリンの頭に手をのせた後出て行く。
急に浮かない表情のユリンに、「どうした?ゴンチャンが恋人に会うからがっかりしてるのか?」「そ、そんな訳ないじゃないですか。」「なんで?イトコじゃないか、普通妹はお兄さんに恋人ができると嫉妬するもんなんだぞ?」「会ったばかりだし、親しくなりたくないんです、帰るのつらくなるでしょ?」「父さんのところに帰ったら関係が断ち切れるとでも?ゴンチャンは一生お前の家族だ。」
「私もそのバーに行きたかった・・。」寂しい微笑みのセヒョン 「じゃあなんで有名になったんだよ。」とゴンチャン 「今は手を繋いで歩くのも難しそうね・・。」 ひらめいた二人 街で買い物
すっかり変装したセヒョンと堂々と歩く。 「お爺様にご挨拶に行きたいの。」「今度一緒に行こう。」
屋台でジョンウとユリン 「おごりよっ」「スキーに行こう。」「忙しいの・・車椅子も押さなきゃ。ジョンウさんもフリーターなのに。」 『国際発展理事』の肩書きのついた名刺を見せるジョンウ 「プレイボーイの汚名がこびりついてるな・・・・。食べすぎじゃないか?」
考えたくないことを思い出すときは食べると忘れられると言うユリン 「どんなこと?男か?」
プハッと吹き出すユリン
帰り道、「正直に言ってみろよ、誰が好きなんだ?」 「本当のことを言うと好きな人・・・います。
雪だるま君・・・。」
リビングで「シェルブールの雨傘」を見ている叔母さん 同じ画面をジャンさんが見ている。
お爺さんが今週末はうちで祝う初めてのユリンの誕生日だと言う。 「ニセモノなのに・・・ワカメスープだけでいいです。」とゴンチャンに話すユリン 「たくさん食べていつもどおりに笑ってればいいさ。」
ジンシムのところにいるユリン 「弟が来るって言ったから来たのに・・・まだ来ないの?」
ソウル駅に到着したジンギョ 浮浪者につまづく。 見るとユリンの父 「おじさん?日本にいるはずじゃ・・・。」 食事をおごるジンギョ ユリンの電話番号を渡す。 「おじさんの借金も全部払ったんだよ。」 お金を貯めてからユリンと会うと言う父 「まだここにいることは言うな。」
お爺さんと囲碁中のゴンチャン 「ユリンの養父と話をしたいんじゃが・・・。」 手が止まるゴンチャン 「日本からソウルまでの航空券を送りたい。」とお爺さん 弱りきった顔でユリンに電話する。 出たユリンに、「ユリンのお父さんですか?お元気でしょうか?ユリンのイトコですがおじいさんが話したがっています。」と改まった口調 ジンシムの家を出たところで慌てて引き返すユリン 「ジンギョ!これからあんたが私のパパよ!」 ちぐはぐな会話ながらなんとか乗り切る。
ユリンからとうとう事情を聞いた二人 「アヴェニエルホテル!?」 ソウル駅でユリン父と会ったんだと言うジンギョにジンシム、「ユリンを殺したくなかったら、黙ってなさいよ。」
ユリンが家に入ろうとすると出てくるゴンチャン 「電話に出たのは誰だ!?」「信用できる友達ですよ。なんで突然電話を?」「どうしようもないだろ?」「パパが仕事でいないとか考えられないの?」「お前みたいに嘘を思いつけなくて悪かったな。」「嘘つけないんだったらなんで私にニセモノになるのを頼んだのよ?」 インターホンから「あっユリン帰ってきたの?」と叔母さんの声
「笑って!」二人で急にカメラに向かってにっこり手をふる。「ただ今!」
ケーキのロウソクの火を消すユリン プレゼントの山 「あなたは?」 問われたゴンチャン 「忙しくて・・。」「何だって?」非難の嵐
セヒョンが表に来訪する。 冷える空気 「僕が招待しました・・。」「来る必要があるのか?」とお爺さん 「彼女は誠意的に接してくれました・・温かく迎えてください。」と言うユリン
若い人は誕生日に遊びに出るものよ、と追い出される三人 焼肉屋に行くと誰かが気付く。「キム・セヒョンだ!」 トイレに逃げる。「どうしよう・・写真を撮られてネットにのったら・・・ゴンチャンさんの評判にも響くわ・・。」 ひらめくユリン
「セヒョンさん~」 追いかける人々 逃げるのはセヒョンの服を着たユリン しかし雪道で転んでしまう。
足を引きずりながら止めてある二人の車のところに現れるユリン 降りてくるゴンチャン 「転んだのか?なんで俺に言わずにあんなこと! 怪我をして心配させるのが特技なのか?!」
タクシーで帰ります、とユリン
車中 「服が凄く汚れてる・・大丈夫かしら・・。」とセヒョン
「痛い・・・ニセのいとこ、ニセの孫娘、今日はニセのキム・セヒョン・・・なんでこんなにエキスパートなんだろ?でも・・あんなに怒らなくても・・・。」歩くユリン ジョンウからの電話
ベンチにサンタの洋服を着た小さな雪だるま 目を輝かせるユリン ジャ~ンと現れたジョンウ 「誕生日だって言ったら一緒に来たいって言ったんだ。」
「他にもプレゼントがあるんだ。手を出して。」 ユリンの手を自分の胸に当てる。「俺はお前のものだ。」 あわてて手を引っ込めるユリン 壊れる雪だるま
コンコン 「ジュ・ユリン・・。」「深夜に何よ?」 部屋に入ってくるゴンチャン 「俺たちの間で慎み深くなってもしょうがないだろ?パンツ上げろ。」と無理やりパンツのすそを上げる。 救急箱を手にしたゴンチャン ひざに大きな打ち身を作ったユリンの手当てを始める。「こんな状態なのに何が大丈夫なんだ。」 彼の頭に見入るユリン
「今日はありがとう。お返しにお前の本当の誕生日を忘れないで覚えてるよ、一月だったっけ?」
ママが死んで、パパが逃亡先から帰って・・・わかっているのは大雪だったってことしか知らないと言うユリン だから雪の降る日が誕生日だってパパと言ってたんです。
「雪の降る日がユリンの誕生日なんだな?」 ユリンの頭に手を置き、「忘れないよ。」と出て行くゴンチャン 頭に手をやりしばしぼうっとするユリン
ユン秘書がゴンチャンに告げる。「本物の孫娘を探す努力は続けるつもりです。明日捜索してくれている人と会います。」
セヒョンの部屋を訪れるユリン お礼を言われ、祝賀パーティーの招待状を受け取る。
「ジョンウ、お見合いしなさい。キム・セヒョンより100倍もいい子と会うのよ。」と母親
お見合い途中、廊下から見えたユン秘書 その部屋から出てきた男とぶつかる。廊下で話す男
「大阪の地震で死んだ女性の娘を探してるんだ。」 聞いてしまったジョンウ 書類を探る。
「まだいとこを探しているんだったら・・・ユリンは誰なんだ?」
運転中のジョンウ 「ユリンはニセモノなんだな・・・・・よくやるよ・・・ゴンチャン」 おじいさんから電話を受け、家に向かう。
パーティーに招待されたユリンがパートナーがいないから行かないって・・・一緒に行ってくれないかしら?と叔母さんに頼まれる。
二階からおめかししたユリンが下りて来る。 美しいユリンに皆言葉を失う。
「なんでゴンチャンがお前を選んだか分かったよ・・・。ハハ」 つぶやくジョンウ
車で向かう。 「ユリン、今俺が会ってるのは人形なのか?」「えっ?」「誰かにコントロールされて家族を笑わせて幸せにしてるのか?」「・・・こんなドレス着たらおかしいですか?」「ふふ、ただ俺の知ってると思ってたユリンじゃないから・・・。」 首をひねるユリン
パーティー会場
「わ~、有名人ばっかり・・・今サイン貰ったら後で大金になるのに・・・・。」 料理を大口でほおばるユリンを見て笑うジョンウ 足が痛くなったユリン 外の階段に腰掛ける。 下に転がる脱いだ靴
拾って下からゴンチャンが上がってくる。「お前がユリンとわかって良かったよ。いつもと違うドレスだから・・・。」 「自分はどうなんですか。 会議用のスーツみたい。」 「入ろう。」「一緒に入ったらマズイでしょ?どんな関係ですかって聞かれたら・・。」 「そんなこと聞かれないよ。心配するな。」 いつものようにユリンの頭に手をのせかけ・・・やめる。
「今日はできないな・・・かわいくセットしてるから・・。」 一瞬ぼうっとなるユリン
階段の下からセヒョンが呼ぶ。
二人会場を挨拶して回っている。
その姿を悲しい目で追うユリン その様子をうしろから見ているジョンウ
「足が痛いから・・・・もう帰りましょう・・・。」 「コートを受けて来なくちゃ。ちょっと待ってて。」とジョンウが出て行く。 そこでアナウンス 「恋人たちの時間です!」 照明がとたんに落とされる。 慌てるユリン 周囲のカップルの濃厚なキスシーンが繰り広げられる。 見渡すユリン するとゴンチャンとセヒョンのキスシーンが目に飛び込んでくる。
立ちすくむユリン
by ymmt4495 | 2007-07-26 02:10 | マイガール | Comments(0)