マイガール 第7話
帰りの車 「うちにいるのがツライなら、他の場所に・・。」「友達の家に泊まります。」
泊まるからジンギョと一緒に迎えに来て。 場末のレストランで酒を一人飲むユリン 携帯の、たった一枚のゴンチャンの写真に見入るユリン 一人飲む女性に気付く男 ジョンウの行きつけのバーのマスターだった。
ジョンウが来る。 向かいに座る。 「なんで私の居場所を?ミステリーね。」 「ゴンチャンをそんなに好きか?」 「最初は好きじゃなかった・・・食事と寝る場所を得るために利用したの・・・。」 ろれつの回らない口で続けるユリン 「でも・・ゴンチャンさんは・・・いっつも助けてくれたから・・・だからぁイトコのふりをすることに・・・・そしたら・・本当のいとこみたいに優しくしてくれて・・・・あそこには戻りませんよぉ~どこか遠いところへ・・・。」「ゴンチャンから逃げるつもりなのか?」「シ~~~っ!私・・・ゴンチャンさんが大好きだからぁ・・・もうイトコのふりなんて・・・出来ないぃぃぃ~。」「おい。ユリン」「ゴンチャンさん、好きになってごめんなさい、本当にごめんなさい・・・。」泣き崩れるユリン 正体不明 「他の男のことで泣くんだったら俺の前で可愛くするなよ・・。」とつぶやくジョンウ
ユリンの携帯が鳴る。店の人に渡すジョンウ 「この子を迎えにくる人からの電話です。場所を伝えてもらえませんか?」
ユリンを揺り起こすゴンチャン 「お兄さん、今日はぁ~!」 その様子を外から見守るジョンウ
おばさんに電話するゴンチャン 「ええ、ユリンと一緒にいます。」 ところがユリンが居ない。
近くの教会の庭 大きなツリーの頂上に輝く星 「星だぁ!」 ツリーに駆け寄るユリン 登って手を伸ばす。 「星を取った!星!星~!ワゥワゥワゥ・・・・・」 脚立の上で雄たけびをあげるユリン 見つけたゴンチャン 「わかった・・・そこにいろ。」 上から声をかけるユリン 「この星・・・ゴンチャンさんにあげましょうか?」
その瞬間落ちる。
彼女を下でやっとこさ受け止めるゴンチャン こってりシスターたちに絞られたあと、酔っ払いをそりで運び車に乗せる。 その時抱きとめた瞬間を思い出し、ふと見入ってしまうユリンの顔。
気分の悪くなるユリンに薬を買いに走る その間ドアを中からロックされる。「何で俺が・・・。ユリン、お前狂ってるのか?」
路上でユリンを介抱しているところをジンギョが発見 「お前、何やってるんだ!」 「この子は俺のイトコなんだ。」「あ~、じゃあニセのいとこ? 僕ですよ、ユリンの父です。」「?」「ふりをしたでしょう?」
車の中、ユリンが話していたゴンチャン像とは違うと話すジンギョ 耳にしたのは顔中腫れ物のあるイトコ ひどい人・・・ハンドルさばきが荒くなるゴンチャン
ジンシムの家 「君のお姉さんがユリンの友達なんだ。」とゴンチャン 彼女が帰ってこないことを聞いて、「今夜は二人だけ?」「はい」 寝こけたユリンを見るゴンチャン
美容室の椅子で寝ることに。
朝、ジンシム帰宅 椅子に寝る男性の顔を覗き込む。「なんて美しい顔なの?」
目が覚めたユリン 枕もとの星を見て、「あたし、狂ってたに違いないわ・・・。」 「ユリン、あんたがこのイケ面を連れてきたの?」 驚くユリン、「ソル・ゴンチャンさん・・・なんでここに?」「覚えてないのか?俺はお前のせいで・・・。なんであんなに飲んだんだよ?大食らいから大酒飲みに?」 秘書が洋服を届けに来る。
「迎えに来て欲しいなんて頼んでないですよね。 フッこんな朝早くから服を持ってきてもらうなんて・・・子供なんだから。」 洋服のにおいをかがせるゴンチャン 「記憶ないか?・・・いいさ・・・俺がやったことにしよう。」 体中が痛いと肩に手をやるユリン 「昨日何かにぶつかりました?」
目が覚めたジンギョ 凛としたユン秘書に一目ぼれ
ジンシムと食事するユリン 「なんでやめんの?追い出されたの?」とジンシム ばれる前に出て行かないと・・・。傷つく前に辞めなくちゃ。」「これからどうやって?」「しばらくパパが返してくれたお金で暮らす。」
「風邪?」 理事室でジョンウが声をかける。「まあ、昨日の夜、災難ばかりでな。」とゴンチャン
バスの中で星を持つユリン 「いつとったんだろ?」 着信 「そうだ、ジョンウさんといたときは覚えてる。なんて言ったんだろう?」
店で二人 「酔ってるときのお前は面白いな・・・これからは俺の前以外ではあんなに飲むなよ。」「何で?」「俺の前では言いたいこと言えるだろ?」 告白できるよう早く帰ったんだけど、どんな災難を与えたんだ? ひどい風邪を引いたんだ。
家での食事中 「中国に何日も行って疲れたろう?ユリン。」とお爺さん 「?」 読めたユリン 「はい。」 ゴンチャンが世界で一番恐れるものは注射だと聞きクスッと笑うユリン
二階の部屋 「飲んでください。」と持参したのは卵酒 「日本にいるときに飲んだもの・・。私のせいで風邪引いたみたいだし・・・・どうです?悪くないでしょ?」 飲み干すゴンチャン 「ちゃんと効いたら次にまた引いた時も作ってあげ・・・。」口ごもるユリン 「また引いたらもう一回作ってくれな。」
渡してないプレゼントに目をやるゴンチャン 「雪が降ったら渡せるのに・・・なんでこれ買ったんだろ?いらいらする。」
ベッドで、決心するユリン、「風邪が治ったら出て行こう。強くならなきゃ、バシャ!」
ユン秘書に話しかけるゴンチャン、「今日は、雪が降ると思わないか?天気をチェックしてくれ。」
首をひねる秘書
ホテルの通路で待つジンギョ ユン秘書が通りかかる。「美容院で会いましたね?アン・ジンギョです。」 それだけ言って帰る。
姉の店の客が「悪くないわ・・。時間があるときに会社に来て。」 ジンギョがモデルクラブに誘われる。
家に招待されるセヒョン スキャンダルは嫌いだ、私生活は公表されてはならんだろ? 爺さんの苦言 「二人は注意深くなくては・・・。」 招かざる客のような扱い ところがユリンの溶け込みようを感じて苦々しい思いのセヒョン お花をゴンチャンの部屋に持って行くと、プレゼントを見つけ、微笑むセヒョン
朝、今日はいとこデートしましょうと誘うユリン 「朝から食欲旺盛だな?」 「エネルギーのいることしなくちゃいけないんです。」 「ムッグに似てるな?」 「犬と私を比べてるんですか?」 「どこでも寝れるじゃないか?」 「お兄さんはずっと前に飼っていた鶏にそっくりです。」
携帯を食卓に忘れるゴンチャン ひらめくユリン 「後で後悔するわよ・・。」
会議中、ゴンチャンの携帯の呼び出し音が「コケコッコー」 開けるとユリンの人をおちょくった動画 やられた顔のゴンチャン クスクス笑いが起きる。
ジャンさんと観劇に現れた叔母さん ジョンウ母が言う、「あんな人と付き合ったら勘違いされちゃうわよ。」「付き合ってる?おかしいんじゃない?」 それを耳にしたジャンさん、急に帰る。
練習するセヒョン そういえば今年は雪の日をオッパーと過ごしてないわ・・。 理事室に差し入れ 夕食を誘うセヒョンに先約があると言うゴンチャン 「誰と?」「ユリンだよ。」「3人で食べましょ。」 外をちらと見やるが、「もちろん。」
車の中 「コケコッコー」「ふっ」と笑うゴンチャン ユリンのイタズラと聞いたセヒョンが変えてあげるわと開く。 待ち受けがユリンの写真 「これもイタズラ?」「ああ」「消そうか?」「いいよ、そのままで・・面白いだろ?」 車の後部座席に部屋で見たプレゼントの箱があるのを見つけるセヒョン
二人が現れ驚くユリン 「何も言えないわね・・。」心でつぶやく。 食事中「よくお兄さんは面倒を見てくれます。」「お兄さんはお前の面倒を見すぎてるな?」 会って間がないのにすごく仲よさそう・・・血縁関係があるからかしら?とセヒョンの言葉に一瞬沈黙
マネージャーの迎えで帰るセヒョン
二人で歩く。 「ひどい人だと触れ回ってる・・・でもいいんだ。うそつき少女の嘘を信じるなって諺あるだろ?」 「嘘つき少女?こいつ・・今言ったことを後悔しますよ。」 近くにいた女性のお尻を触ったことにされるゴンチャン
車中 大事な話を切り出そうとするユリン 「あ?雪が降ってる。」とゴンチャン 「それが重要ですか?」 プレゼントを渡すゴンチャン 「お前の誕生日を覚えてるって約束したから・・この前買ったんだ。でも捨てられなかった・・・とりあえずやるよ。」 「わ~可愛い・・・月だ。」 ガラスのドームをかざすユリン 「雪までが降る・・・」
出て行くと言うユリン もう嘘はつけない。 上手くやってるじゃないか? だからうまくやってる時に・・・・。一生イトコでいるわけには・・・。
家の二階で。 「生活の面倒を見たらもっといてくれるか?」 「もう決めたんです。」
「見返りにチェジュの別荘ってのは? 」「・・・・・別荘で決心がゆらぐとでも?」 「揺らいでるじゃないか?」「ええ・・そうよ正直言うと・・・ゴクリ」
「おじいさんもお前を好きになってる。まだお前が必要なんだ・・。決心を揺らがせ続けろよ。 でも決めるのにそんなに長い時間はかけるな。」
一人ベッドの上のユリン 「悪いやつめ・・・考え直しちゃってるでしょ?」
セヒョンがホテルを歩く。 ジョンウとばったり 「ゴンチャンはオフィスにいるよ。」 ところがカメラマンに写真を撮られるセヒョン 目撃したジョンウが追いかけ没収 オフィスで開ける写真
男性との写真ばかり 「こんなに撮られてるのにお前のは無いんだな?」とジョンウ 「二人とも忙しくて一緒にいることが少ないんだよ。」とゴンチャン 公式発表しちゃわない?ばかばかしいスキャンダルが起きてお爺様に嫌われちゃう・・。とセヒョン 「ゆっくりやっていこう。急がなくていいよ。」とゴンチャン
エレベーターでジョンウに問うセヒョン 「あんなふうに言うのはユリンさんを守るためよね。」「記者にしたら一大記事になるだろうな。」「ユリンさんがあの家に居る間は私たちの関係を公式発表できないのよね?」「分かってるなら何故待てない?」「待ちたくないわ、焦ってるの。」「そんない焦ってる人にゴンチャンを二年もほったらかしにするガッツがあったなんてな。」
ユリンを呼び出すセヒョン 「今すごく幸せでしょう?」「ええ」 育ててくれたお父さんのもとに帰る気はないか、あの家を出て行く気はないかと問うセヒョン なぜ?と聞くユリン 「あなたがあの家にいるとゴンチャンと私は正式な発表が出来ないの・・。」 勘違いしてると答えるユリン 「もうすぐ帰るつもりです。 婚約でも結婚でも好きなようにやってください。」「良かったわ・・・。」
帰り道 「誰でも勘違いするわよね・・・新しい家族を見つけられてラッキー・・・ゴンチャンさんのことがなければ私もそう考えられたのに・・・。」 後ろから近づく車 ジョンウだった。 横付けするとユリンに涙のあとが・・。 「お前は本当に好きなんだな・・・泣けるくらい・・。」
連れて行ったのは秘密の場所 「好きなときに貸してやっていいぞ。」 「もうこんなことしない・・・ゴンチャンさんにはもう会わない・・・。」 一人泣くユリン 車の中から見守るジョンウ
コーヒーの差し入れをするセヒョン 「ユリンさんに会って来たのよ。」「そうか・・・何で?」「秘密よ。おいしいものをご馳走してくれたら教えてあげる。」 コケコッコーと呼び出しが鳴る。
ユリンから。 「この間の店で待ってます。」「わかった。」 「どうしようかな?ユリンに会いに行かなくちゃならなくなった・・・。」「あら、言うつもりかしら・・・オッパーが聞いたら嬉しく無いと思うわ。」「何について?」「養父のもとに帰るって言ってたの。 いずれ出て行く人なのよ。」
店で待つユリン オフィスで考え込むゴンチャン 待ちくたびれたユリン 店を出てエレベーターに乗り込む。 下についたゴンチャン 携帯を取り出す。
待ち受けのユリンの画像を見る 「行かせるべき・・。」 閉じる 「行かせない・・・」あける 閉じる あける・・・・
降りてくるエレベーター 「行かせるべき・・・」のタイミングで一階に着く。 透明のドア ユリンが乗っている。
吐き出すような声でつぶやくゴンチャン、「俺は・・・・・・・行かせたく・・・ない・・・・。」
ドアが開いてユリンが出てくる。 「凄く遅かったけど・・・少なくとも来たんですね。ゴンチャンさん、私・・・・」 「出て行きたいと言いたいんだったら出て行けよ・・・ 行かせてやる・・・。」
by ymmt4495 | 2007-07-30 23:16 | マイガール | Comments(0)