韓国ドラマ 愛をたずねて三千里(아들 찾아 삼만리)(全21話)
同情から人を好きになる、お人よしのナ・スニョン(ソ・ユジン)は、大学時代の先輩チョ・ソンテと
生後100日になる息子ヨングと暮らしていた。 結婚式はまだ
ところが、彼女と子供が金持ち女との結婚の邪魔になったソンテは、後輩のソ・バンギュに
子供をさらわせる。
赤ん坊は外車のオープンカーに置き去りにされた。
絶望の涙に暮れるスニョンにさらなる追い打ちが・・・
子供がいなくなったことを理由に去っていく夫
製菓会社サムラグループの会長の長男カン・ゲピル(イ・フン)は必殺遊び人
5歳の時に実母が亡くなり、継母との間に生まれた優秀な弟スンホとは比べられ続け
また邪険に扱われ毎日が針のムシロのよう
弟のスンホにはヒジュ(イ・チェヨン)という証券会社のお嬢様の婚約者が・・・。
生母に笑顔が似た彼女を一目ぼれして以来ひっそりと想っているゲピル
或る時、出先で自分の車シートに赤ん坊を見つけて驚くゲピル
生活苦から子供を捨てたと手紙が添えられ、警察にも届けないで欲しい、また施設にも送らないでと・・
ちょうど韓国火災のパク会長の令嬢、大の苦手な爆弾ソンナと結婚させられそうになっていたゲピルははっとひらめく。
母親はアメリカに逃げて行方不明ということにして、DNA検査はズルをして自分の子供に仕立て上げる。 また認知症の祖母が、幼くして亡くなったゲピルの父の弟と間違え可愛がることから、その日から身に覚えのない子供の父として暮らすことになる。
6年が過ぎた。
魚屋を営む母と、就職浪人の食べるだけが取り柄の妹と暮らすスニョンは、相変わらず子供を探し続けていた。
偶然チラシを手にしたパンギュは彼女に同情して匿名電話をかけ、赤ん坊を捨てた車のNo.を告げる。
ゲピルと割り出したスニョンが近づいていく。遠目でも一目でわが子と分かり感涙にむぜぶスニョン
突然の得体のしれない女の出現に驚くゲピルだったが、当時着ていた服の記憶 またこっそり抜いた彼女の毛髪から99.9%DNAが一致 どうやら捨てたのではないらしいことが彼女の話から分かるゲピル だが家を秘かに見に行くとひどい暮らし
「あんな家にはやれない・・・。」
スニョンを呼び出し、今までの莫大な養育費をちらつかせるゲピル
イルドンがいなくなると祖母の葬式を出すことになる、また息子がサムラグループの総帥になるんだと説得するのだが・・・
一週間後に返す約束をすることに
当日
家族がメロメロで話をとても切り出せなかったこと、自分も胸が張り裂けそうだというゲピル
すっかり父親になっていたのだった。
ならば、ヨング(イルドン)が幸せかどうか確かめたいと一週間ベビーシッターとしてスニョンが住み込みで潜入することに
ヒジュは交際3年の仕事人間スンホに息苦しさを覚えていた。
楽しそうに生きる温かいゲピルが気になって仕方ない。
スニョンの元夫ソンテは、妻の父の会社である製菓材料を扱うセワン商事の代表理事に就任していた。 そして、サムラグループとも取引を始め、会社に出入りするようになっていた。
愛する息子を6年ぶりに抱きしめるスニョン だが母と名乗ってはいけない身
スニョンがベビーシッター先で見たものは、母の愛がない分、不憫に思われ甘やかされ放題のイルドン
また、継母のゲピルへのひどい仕打ちの数々
自分自身も守れないゲピルのみじめさに同情する。
ゲピルの服装チェック イルドンへの愛のあるしつけ
認知症のおばあさんへの優しい対応にまるで春風が吹きこんだように変化する家
そして、当初イルドンを連れ帰るつもりだったスニョンは、愛されている息子が自分が他人だと知ってショックを受けることを心配し、また皆が苦しむからと身を引く決意をする
ところがゲピルがスニョンに頭が上がらない様子や、彼女が彼の扱いが上手いと感じた会長の差し金で秘書として迎え入れられることに
毎日同じオフィスで過ごす二人
「イルドンの手本になってください。誰にも見下されて欲しくない。それは・・息子のパパだから・・・。」
遊んでばかりだったゲピルが、スニョンが影のように寄り添い、励まし、手助けするうちに自信をつけ見違えるように変わっていく
秘書になってからもイルドンに会いに行くスニョンと、酔って帰ってきたゲピルが間違って同じベッドで寝てしまうハプニングも・・
イルドンを介しての仲ははたから見るとまるで夫婦だったのだが・・
そしてやってきたプレゼンの席で元夫とスニョンが鉢合わせ 互いに驚く二人
社内で認められてくるゲピル だがその先には、息子スンホが後継者になることを願う継母と、スンホ擁立を企てる副社長が結托しての陰謀が待ち受けていた。
またスニョンの元夫と副社長も悪事をたくらんでいた。
何も知らないゲピルやスニョンが徐々にあの手この手で陥れられて行く。
いつしかゲピルを愛していることに気づいたスニョン しかし傷の手当をしている彼女に思わずキスをしてしまうゲピルに「やめてください・・。気軽に扱わないで・・。私は母親よ。」
帰宅後、「好きなのかな?・・・冗談じゃない・・。」 まだ自分の本当の気持ちに気づいていないゲピルだった
ヒジュがゲピルを愛してることを知り、じれったい二人を応援し、近づけることに努力する。 あくまでも上司と秘書の間柄を崩さないスニョン 「今後は常務が留守の時に伺います。」
自分の気持ちは置き去りにして・・・
ヒジュは自分の気持ちをごまかせなくなりスンホに別れを告げる。
息子の婚約が破談となり頭に血がのぼる継母 あんたのせいだと継母からなじられるゲピル お互い正直になりましょうと詰め寄るヒジュをスンホに戻そうとたしなめるのだった。
スニョンのせいでゲピルが力をつけてきたと脅威を感じた副社長らは、スニョンを遠ざけるための策を練る。 そして飼料を混入させた材料を卸したことを知られたスニョンを追いやるため、元夫は、彼女がイルドンの母親であることを弟スンホにバラす。
事実が会長にまで伝わる
今まで騙していたことを激怒した会長にクビにされるスニョン 子供を捨てた母にされてしまった彼女は、イルドンにも二度と会わせないと言われるのだった。 本当の事情を言ってやりたいゲピルだったが、そうすると自分が父親でないことがバレてしまう・・・・そうなると血のつながりがないと分かったイルドンも追い出されるかも・・・。 口に出せず弱り果てるゲピル ちょうど爆弾娘ソンナも離婚して再び舞い戻ってきたことから、結婚を避けるための当時の嘘がバレては、とますます言えなくなる。
そして、スニョンが辞めてからの自分の空虚さに気づくゲピル
そのころスニョンの妹の失言で、スニョンがイルドンの母親であることを知ったヒジュ
絶対にそんな仲ではないと否定していたゲピルとスニョンの二人にすっかり担がれていたとショックを受ける
ヒジュをなだめるため、そして二人の仲がこじれるのを心配したスニョンは、イルドンがゲピルの子ではないことを明かす。
赤の他人を育てたなんてオッパーらしい・・・
ほっとするヒジュ
ゲピルにまっすぐ向かうヒジュ だが、「愛ではなく、あこがれで幻想だった。 愛してない。」と告げられたヒジュがしだいに壊れていく。
スニョンの家に直行するゲピル
「彼女とはうまくいくわ。」「そうなってほしいか?」「・・ええ」「本気か?」「・・ええ」「気づいたんだ・・ヒジュが何だったのか・・・・。」 ゲピルの愛の告白を受けたスニョンは・・・。
「悪いやつね。弟の恋人をその気にさせて、今は別の女と・・・。」
「感情に正直になれよ。俺が好きだろ?全部ばれてるよ。」
ゲピルにヒジュの気持ちが完全に傾いたと知った弟のスンホは・・・・
会社はどうなって行くのか・・・・。
イルドンの誘拐が元夫の仕業だったと知ったスニョンは・・・
そして、皆の愛の行方は・・・・。
---------------------------------------------------
動画はこれくらいしか見当たらないのね~ ここ
久々に勧善懲悪のホームドラマ?てなものを見ました。
どうってことのない物語でしたが、これがなかなか面白く作られていたんですよね~
そして・・・出ました。 最近二枚目ばかりが続くドラマのなかに、やっと二枚目半が・・。
イ・フン氏 初見でしたが、あのおどおどと気弱な目、女たらしな感じ、あの軽さ・・・なのに誠実で・・・・。 笑顔がきれいで男前なの。
いいですね~ やっぱり血が騒ぐ・・・こんなタイプ大好き
ただ、モムチャン過ぎる。 ドラマ内で裸体をさらすシーンがあったのだけど、あまりに隆々としてて見るに堪えない。 もうちょっと貧弱なのがいいわ←贅沢です
で、主役のソ・ユジン おいしいプロポーズ以来とあって久々見ましたが、クォン・サンウの最初の頃の元カノくらいの認識しかなかったのだけど、演技がいいんですよ。とっても安定感がある方ですね。
このドラマでは6才の子供がいる母親で、探しあてた息子に対する母性の発露?が自然で温かくて胸を打つの。 そして、イ・フン扮するゲピルが当初は情けない男なんだけど、彼を奮起させて見違えるようにするわ、彼の家の者たちにも温かくて、でも凛としてて・・・まるで女神さまみたいに神々しいの。
ドラマ内でなど、胸元が開いてる服から半チチを出して?(というか半チチ気味ということ)何もかもが女性らしくてふくよかな感じで奮闘するんです。 愛情に恵まれなかったゲピルにも、女性としてというより母性で応えるといった感じでね。
また、色々事件が起こるドラマで、二人それに巻き込まれながらも最後は・・・なんですが
正しいものが最後は勝つので胸がすっとしましたね。 ただ、最後は今まですごく悪かった人たちが牙を抜かれてしまって、あっけなく終わるので、嬉しい反面、こんなことってある?と違和感が・・・・・。
結構引き込まれて見たけれど、私の心のある部分をかするものは残念ながら無かったのですね。あと一歩でしたね。
※ドラマの終りがけの、弟スンホのウインクがなんだかとっても印象的 堅ブツすぎるのも、軟派すぎるのもダメ、人はバランスよね~とあらためて・・
とにかく女性は男性次第、と思っていたけれど、 このドラマを見て、男性もいい女性がつくか悪い女性がつくかで人生が変わるのね~と思いました。
わが身に置き換えてひやっとしましたが・・・ちょっと反省?
これも悩んだけれど、並 にしとこう
まとめると
男の人生は女性次第っ
こんなんでどうでしょう?
いや、悪妻は一生の不覚 悪妻娶るは一生の不覚・・・だったかな・・。いや不作でしたっけいや~ん すみません
by ymmt4495 | 2008-06-30 01:17 | 2008年 上半期視聴ドラマ | Comments(0)