韓国映画 一番街の奇跡(1번가의 기적) 2007年
ソウル市チョンソン町一番地
土地開発の話が持ち上がったその地域に、地上げ屋の下っ端ピルチュ(イム・チャンジョン)がやって来た。
残った30世帯を立ち退かせるため
地上げ屋の行く手を遮るのは一風変なやつばかり
元東洋チャンピオンの父を持つミョンラン(ハ・ジウォン) 父は自分のため勝つ姿を見せるために無理をした試合で今は廃人に
その介護をしながらもチャンピオン目指してボクシングを続けていた。
ガンで倒れた祖父とボロ屋に住む幼いきょうだいは、父は元から無く、母にも捨てられた。
マルチ商法の会社に勤めるソンジュは母との貧しい暮らし 『自販機のA君』(イ・フン)が気になるが、つい家を偽ってしまった。 とぼとぼと急な坂道を登って家まで帰る日々
ドックはヒーローのお面をつけて屋根から飛び降りる練習ばかり
ハンを押させるため家々を回るが、門前払いを受けるピルチュだった。 しかし目に入るのは、社会から隔絶された暮らしと、圧倒的な貧困だった。
水も来ないし電線もここまで届かない。また雨漏りのひどい家
ミョンランは運送会社の上司にホテルに連れ込まれそうになり、
きょうだいは落ちていたトマトを拾いドロボー扱いを受ける
ソンジュは住居を偽るほどの貧困の悲しさに、恋をあきらめようとしていた。
さまざまなことを放っておけず手助けしてしまったピルチュは、彼らからも頼られ、暖かな心の交流が始まるのだった。
だが、彼が本来の目的を達成していないことを知った上司がとうとうやって来た。
彼らの町は…
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前半の『圧倒的な貧困』の描き方が上手い。 悲しいのにユーモラス、ユーモラスなのに悲しい
それを見た地上げ屋ピルチュの、彼らにどうもしてやれないやるせなさがひしひしと伝わってくるし、また幼いきょうだいの子供らしい愛らしさや、守る者のいない幼子の精いっぱいの知恵にも目頭を熱くするし…。彼らの素人臭さが余計に涙を誘うのかな~
そうだ、「火垂るの墓」の節子みたいな声質と喋り方 かなり引きこまれます。
この映画では、絶対的な悪になれないチンピラの善良さが色んな人を救うのね。 子供たちにヒキガエルの歌を歌わせるシーンでは泣き笑いですか
ハ・ジウォンの運動神経は相変わらず凄いです。 またあのビンボー臭さも
イム・チャンジョンのどこか気弱なチンピラがお似合いでした。 途中から川平慈英に見えて仕方なかったけどね。
後半からあれれ、ファンタジー? 急に雰囲気が変わるけど、まあいいでしょう。
奇跡って・・・は~そーゆーことだったのか
観終わった後は救われるはず あのままじゃ悲惨すぎるものね~
ユン・ジェギュン監督が撮った映画とか 撮り方が好きなんで又気が付いたら他の作品も見てみようかな
でも72点くらいかな~ でも好きな映画です。 どっちやねん
こんな映画→ここ や ここ
や ここ
雰囲気だけね
どうしよう…トマトが悲しいものに見えて来た。
by ymmt4495 | 2010-01-25 12:02 | 韓国映画 | Comments(0)