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きつねちゃん、何しているの? 11

「ビョンヒ姉ちゃんと結婚したいんです、俺にください!」
姉スンへ、「この、イカレ野郎~何でもないって言ったじゃないのぉおおおお~!」 ジュニ、「あんたが・・・お義兄・・さん?」  オンマは「理性は無いの?、自分に見合った人を探しなさい、姉さんの旦那になる人が来る日にこんなこと・・・結婚話がダメになったらどうする気?」とオロオロしながらも声を荒げます。 まるで蜂の巣をつついたような騒ぎのなか、ビョンヒ、力なく、「やめてぇ~~」と皆を制して(これは夢よ・・・)と座り込みます。 ぺ医師、初めて見せる厳しい表情です。 
スンへは「あんたが誘惑したんでしょう?」とビョンヒに詰め寄る。 チョルスはかばう、「姉ちゃんは悪くない!」「かばうわけ?あんたのひとりよがりってこと?」
チョルスは再び言う。 「ビョンヒ姉ちゃんを僕に下さい、オモニ。 他の人と結婚したら、俺死にます。」
スンへ、「このバカタレ、じゃあ死ね~!!!」 バットを振り回す。 割れる電球
「あんたを殺して私も死ぬ!」 
おろおろするビョンヒに向かって「いずれ通らなきゃならない道だ」とチョルス
ビョンヒ、チョルスを外に誘導し、「スンへが落ち着いたら後で戻って来て」
「一緒に行こう」「誤解されるでしょう?」 
追いかけて来る姉スンへ
行きがかり上、手に手をとって逃げるハメになった二人 バイクに飛び乗る
オモニ~、あいつら一緒に逃げましたぁ~~~!」




「私を下ろしてアンタは隠れて」 走り続けるバイク
「私は何もしてないよ、疲れたよ、帰ろう」 無言のチョルス
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海が見える。 あの夜の思い出のオイ島だ。
チョルスは謝ります。驚かせたこと、でもああするしかなかったこと、結婚はだだの思いつきでなく、ずっと前から考えていたこと。 またビョンヒの、あんたは実の弟のような・・・の言葉を制して「意地になるなよ、俺たち血が繋がっているのか?異母姉弟にしたい?」
「あんたいつからそう思っていたの?あの日から?私が過ちを起こしたせい?」
「そうじゃないんだ・・・」  そぼふる雨  ビョンヒの顔にかからぬよう両手でよけてやるチョルス
「ついて来て」とビョンヒ。
一軒家にて
ビョンヒは言います。あんたが引きこもっているときもこんなに真剣とは知らなかったし、廃車場でのことも忘れられると思った。 関係を壊したくなくて本当は考えたくなかった。謝るのは私のほう。 あの日の私の過ちがどんな意味を持つのか考えが足りなかった。 今日で全部終わらせよう。 腹を割って話そう。 結婚したいって本当なの? 
チョルスは告白します。 自分の両親の葬式の日、あまりにも若い喪主を務めるハメになったとき、バスの中で膝枕をしてくれただろ?
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その時、ほんとにキレイだった。 あんまりキレイで俺が子供なのが歯がゆくて・・・姉ちゃんが俺を見ずに外を眺めていたのも腹が立った。 姉ちゃん、俺を見ろよ、俺を見てくれって・・・そう言いたかったけど、眩しすぎて言えなかった。 その時からだ。 でもそんなの駄目だろ?だから気持ちを押し殺して旅に出た・・。
「結局、あの日のせいだよ」とビョンヒ。  「いや、あの日が無くてもこうなってた・・・・運命だよ」とチョルス。
彼女の膝枕に頭を乗せ、「俺が起きたときにいなかったらダメだぞ」「わかった・・・」
「今日だけ待っていてくれたら、俺は一生待ってやる。」
静かな時が流れる   いつのまにか壁にもたれたまま眠るビョンヒ  起きたチョルス、彼女の頭を自分の肩にもたれかけさせ物想う。
ビョンヒも自分にも長い間見つめてくれたひとがいたんだ・・・でも甘い気分に浸っていいはずなのに出来ない、どんなにつらかっただろう、とチョルスの気持ちに思いを馳せるのだった。

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翌朝、自宅にて
オンマの「なんでこんな事態に?逃げるからこじれるのよ。明け方まで何を?」に「静かなところでたしなめてたの」と出勤するビョンヒ  一晩中ぺ医師から電話がかかっていたと聞きます。
バス停で待っていた医師とお茶です。
「彼をどう思ってる?正直に言ってください。」「あのコの思いがこんなに深いとは思わなかった・・・・・私を愛してます?」「ビョンヒさんの手が今までのなかで一番暖かかったんです。 この手を離さないぞ。 離したら、泣いちゃうぞ。」
キャラにないセリフまで吐いてぺ医師、余裕が無くなりましたね。
会社で待ち受けていたスンへ。 ビョンヒは屋上まで連れて行かれます。 「なんで逃げた?」「結局はそうみたい。」「一度夢中になったら止まらない子よ。 たしなめる前に隙を見せるな。 あのコが男に見えるの? 純真な弟に何をした?」 元スケバンのスンへの恐ろしさたるや・・・・
びびったビョンヒ、「た、ただのあやまちだったんだよ、私も混乱してる、あの子に処女を捧げ・・」
「ちょっと待った今なんて?」 「あの子も初めて・・・だって知らな・・・・」「あんたら昨日寝たの?」「いや、昨日じゃなくて・・・
ビョンヒ、二度も口を滑らせたのに、またボロを出してしまいます。
「海外に移住したくなけりゃ、身の振り方に気をつけな。」
屋上でぼこぼこです。
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チョルスの倉庫で待つスンへ
「信頼を壊さないで。 ぺドクターに勝てるの? 一回寝たことがそんなに大事? 100回寝たって別れたら他人よ。」と弟に言い含めます。 さすが出戻り、説得力あります
「私たちを愛し合わせてください。」「俺が愛してるから大丈夫。」と抱き合う姉弟
そのあと、「この辺にしといてやる。 次はアンタを殺して私も死ぬよ。」
ボカスカ   焼きをいれられました。
屋台で座っているビョンヒ 頬には傷  そこへチョルスが入ってくる。逃げようとするビョンヒ
「姉ちゃんにやられた?」 彼の顔にも傷が・・・・。
これからは殴られ役はおれが引き受けるとチョルスは言うのだけど、おとなしくしといて、おかげで友人を失くしたと怒るビョンヒ。 「俺を手に入れれば姉もついてくるぜ。」
「塗って」と傷薬を手に甘えるチョルス。  無視し、あんたと付き合えない理由がもう一つある。あんたがおこちゃまだから嫌なの、夜のお勤めが上手な人がいい、手馴れた人!
チョルス、動じません。 「俺は一を聞いて十を知る男だよ?」

ビョンヒ、朝はビデオ屋の前を通れません。 運悪くスンへに遭遇。 
「ここを通っていいのはあんたの棺が通るときだ、はやく失せな!」 スンへの怒りはなかなか解けそうにありません。
チョルスは大きな車を購入です。 どうやらキャンピングカーに自分で改造するようです。店に来たぺ医師と飲みます。
ぺ「あの日は不意を突かれた。 君を信じていたのに。僕たちはライバルってことかな? いつも自信満々だね?」 「気後れしたことはありませんから・・」
「ビョンヒさんを困らせるな」と言えば、「ぺおじさんこそ。」
「今年中に結婚するから」と言えば、「招待状を送ってください、相手が誰か楽しみ。」
「ここまで言いたくなかったが、君はビョンヒさんに責任をとれる立場か?」
「人が人の責任を取れます?その人の人生はそのひとのものだ。」
この場の軍配はチョルスにあがったようですね。
ぺ「これからビョンヒさんのうちに寄る。」
「俺の車でどうぞ。」  じゃ~ん 大きなバスが登場! 目を丸くするぺ医師いや引きつる表情
でん、と腰掛けたチョルスをながめ、可笑しくてたまらないという風情のぺ医師
医師がケーキを買えば、フェアに行きましょうと違うものをチョルスも購入。
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ところが家に到着すると
笑顔で招きいれられたぺ医師、チョルスはオモニに「アンタは何の用?」とケンもほろろです。
目前で門を閉められた彼に向かってビョンヒの声がします。 「これで現実がわかった?」
立ち尽くすチョルス。 「そこにいるんだろ?」 立ち止まるビョンヒ。

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愛してる、ビョンヒ。」 聞き入るビョンヒ、胸を押さえます。
 
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又チョルスが言います「愛してる。」
今日は姉ちゃん、ではなく呼び捨てです。 帰るチョルス  なんか男らしさが増してきました~
部屋ではぺ医師が待っていました。 親代わりの伯父さんの家に今度来てもらえる? 小さくうなずくビョンヒ、ところが近づくぺ医師の唇を思わず拒否していました。
妹ジュニはチョルス地下室に来訪。 「いつからなの?なんでよりによってねえちゃんなの?」
「じゃあ、モテモテだったお前がなんで俺だったんだ?」 黙るジュニ
「寂しいんだ、お前だけでも協力してくれ」
ジュニはビョンヒに夜言います。「真剣みたいだけど放っておいていいの?」って
急に思い出したビョンヒ、ジュニが持っていったままになってたチョルスからのぬいぐるみを返してもらいます。
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部屋でキツネのぬいぐるみを手に考え中の彼女、耳のところに違和感を感じてあけてみます。
中から手紙が・・・・・。 それは放浪の旅に出る前のチョルスからのもの。 見つからなくてもかまわないような様子の代物です。 放浪の旅に出る理由が書いてあり、ビョンヒのことを初恋って言葉じゃ足りないと・・・。俺にとって姉ちゃんは特別な存在だった、とにかく・・・幸せにな、心の赴くままに・・・・。 ビョンヒに宛てたものでした。
丸めた手紙を読みながら、涙が溢れて止まらないビョンヒ・・・・。


この回は、見ごたえあり。 チョルスの男っぷりが上がってみてるこっちもどきどき
きつねワールドにどうやらずぶずぶと嵌ってきたようです・・・

by ymmt4495 | 2007-03-26 03:25 | きつねちゃん、何しているの? | Comments(0)  

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