送信者カクテルより、『彼は嘘の名人だ。時には本人さえ真実と錯覚するはずだ。』とのメールを受けるスヒ 昨日は携帯に送信者000-0から同じ文面が届いたばかり
ミリに電話するとトイレの中の彼女 「早くベッドに来いっ」と怒鳴り声がはいる 「ドアが壊れるでしょっ」
「がきんちょはどこだ?」ヤクザのホチョルが突然来訪で慌てる二人
身づくろいするミンホ 「ぶっ殺されるかと思った・・。」
事態を察したホチョルが表で待っていると、あのカウンセリング女に不審顔で見られ弁解するホチョル
ちっとも妬かないホチョルに業を煮やしたミリ だがお前が何をしようと気にならないと言う彼 「会いたいときに会ってクールにな・・。」 ええ、クールになってやるわよ。 そのやりとりをそばでカウンセリング女が見ていた。 店の常連になるからと、夫が教授で子供は二人と話し始める女 ミリに言う、「クールと言うのはね・・・クールになれないことを知ってることよ・・。」
スヒが大荷物だから一緒にチェジュ島に行ってやってくれ、とミンホに頼んだジアン
彼がおばあさんの店で「最高においしいよ。」と食べていると入ってきたミリ すぐさま踵を返すミリに声をかけると、「一緒に食べたくない。あんたが嫌いだから。」と出て行く。 「・・・本当は僕のこと好きなんですよ。」
空港近くで母と会うスヒ 何度目かの新しい父 お金だけが全てという母を受け入れられないのだった。
近くの席で見ていたミンホ
何も話さないままのカウンセリング 「治療もせずに儲けたわね・・。でも・・ここに来ないと離婚されるから・・・」
スヒのチェジュ島での仕事に影のように付き添ったミンホ 装置が無事完成し、喜びの夜となった。
途中雨に降られ、慌てて部屋に帰る二人
自分の両親の話をするスヒ 「私は愛なんて信じないの・・。」 「愛がもろいんじゃなく、人の心がもろいんだ・・。」とミンホが言う
「会いたかった」と母に電話するミンホ 「過去形?」と母 家に帰るようにと言う母 拒否するミンホ 「お父さんが悪かったわ・・・。」「悪いのは母さんだろ?」
美術館で一人絵に見入る妻を置いて帰る夫
「気付かなかったけど、あなたと一緒にいると楽だわ。」 昨日のスヒの言葉 チェジュに着いてからも母との電話の後で泣きじゃくったスヒを遠くで見守っていたミンホだった。 スヒが部屋に入ると又不審なメールが入っていた。「彼は真実を話すつもりだ。」と。
ミンホは真珠のブローチを買い、物思いにふけっていると、ミリからの電話 「ミリは騙せないな・・あれほど言っても騙せない・・ミリは鋭いな」とつぶやくミンホ
外から部屋に入るとうたた寝をしているスヒ 布団を肩にかけてやるミンホ そして何かに突き動かされるように近づいていく唇 だが、重ねた瞬間、目をあけるスヒ 見詰め合う二人
ミリが寝ていると来訪するホチョル 「あれくらいで別れるかよ。」 甘えながら、「私がクールになれないから嫌なんでしょ?」と涙をぬぐうミリ
英会話学校の帰りに夫と会うヨンスク 家に帰りたいとねだるが拒否され、継続して通院するよう申し渡される 外国にいる子供と電話で話すが発音をけなされる。 電話はしなくていいと言う夫
車の中で自分が至らないのだと自分を責める彼女
気まずい二人 「気にしてない・・・男の人と一緒にいるのに無防備だったわ・・・あれは過ち、それしかないでしょ?あれははずみだったと・・。」 「・・・・」頭をかかえ、ますます返答の出来ないミンホ
『ミンホが好きだって・・』というミリの言葉が頭をよぎるスヒ
「いいムードだなっ」 と、声をかけたのはジアンだった。
海岸で戯れるスヒとジアンを後ろから見ているミンホ いつものように携帯のムービーを作動させ、二人を撮影する。
砂浜に寝転がった二人 ふとスヒがミンホを振り返って目をやるとどこか寂しげなミンホの顔
傍目にみても仲睦まじい男同士のレスリングのあと ミンホが思い出すのは、あの高校時代
ワルに毎日からまれ、ジアンのアドバイス通り、或る日の授業中、ワルの机をひっくり返したあの日
即効退学となったミンホ。 親が海外赴任中のジアンを自分の家に行くように言い、自分は大検を受けるからとあっさりと出て行ったあの日
予備校帰りにジアンを待っていると、ワルとつるんだジアンの姿にとっさに隠れるミンホ 「ミンホははめられたこと知らないよな。」「もちろんさ。」「信頼されてるな。」「俺には絶対服従だから。」とジアン
聞いてはならないことを聞いてしまい、門柱のかげで立ち尽くすミンホ
帰りの車の中で、また帰りの飛行機のなかで、肩を寄せ合うジアンとスヒの姿を横目に沈黙し、うつろな目のミンホ
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このドラマ・・・凄く寂しくなるドラマだな
皆が皆寂しい