韓国ドラマ ケ セラ セラ (케세라세라) 第8話
「何かおっしゃって下さい。気を悪くしたでしょ?」とウンス
「そんなに金持ちの男が好き?」「いいえ・・」「さっきは好きと・・。」「お金もちは嫌いです。ただの腹いせです。本音じゃ・・」「良かった・・実は僕は金持ちじゃないんだ。だから腹が立った・・。僕は君が思うような金持ちじゃないから・・。・・・そんなにカン・テジュが好き?」「・・・・・」


「・・・・なぜですか?」「上手く行ったとしても、結局は君を傷つける・・だから」 涙の溢れそうなウンス 「忘れてくれ・・。」 目と目を合わす二人
テジュの家
ソファで隣に座るヘリン 「まだあなたが必要なの。 私たち、気持ちで結ばれたわけでも無いし・・・冷静になりましょ。 お兄ちゃんと何も無かったわけじゃないわ・・でも、そのための芝居じゃないわ・・・信じて。」

「理由は? シン・ジュンヒョクとお前がなぜ結ばれないんだ?」「理由が必要?過ぎたことよ。とにかく契約期間が残ってるわ・・お互い機嫌を直しましょ。」「・・・・」
ブランド会議で、テジュの提案したコンセプトで進められることになる。後で部屋に呼ぶジュンヒョク
ちょっとした忠告のあと、「ヘリンとはどうだ?」「ご心配なく、少しもめただけだから・・。」「良かった。」「謝罪できませんでしたね。不愉快だったでしょう?」「ああ・・ハンさんも謝ってた。・・・・なぜ彼女にこだわる?」「察しはついてるでしょ?」「いや、分からない。」「付き合ってました。」「それで?」「気になるのは当然でしょ?」「不安だったのか・・・・君が昔の女を気にしてたとは意外だな。」「ただ気になっただけです。」「もう気にするな、僕も忘れる。」「・・・・・彼女に気が?ヘリンを刺激するためなら止めたほうがいいですよ。」「人を見くびるな。 わざとハン・ウンスに近づいていると?」「・・世間知らずに夢を見させるなと・・・後になってショックを受けます。あいつは厄介な奴なんです。」「ふふっ 君は面白い人だ。」「冗談じゃないですよ。」「もういい、君こそ頑張れ。」
コンコン
ウンスが入ってくる。「お呼びですか。」

テジュを戻らせるジュンヒョク
「慣れたかい?」「一応は・・」 ウンスさんは、想像力があってアイディアに溢れている・・お客様の気持ちも分かるしね。腐らせるには惜しいと言うジュンヒョク 政府主管のファッション教育だ・勉強してMDの仕事を考えてみたまえ、と書類封筒を渡す。
「常務・・何の話か・・・。」 人の好む品を選び、それに価値を与える作業が気に入ったと言ったね?面接でそう言ってた・・MDがその仕事だ。 ウンスさんには才能がある。育てる価値のある人材だ。「・・・・・・」 誰かに褒められたことが初めてだと少し感動するウンス
皆の目は節穴だ・・学費は会社が・・・週二日だから負担も少ない、読んで志願書の作成を・・。
おずおず手にとるウンス 笑顔のジュンヒョク 「・・ウンスさん、週末は空いてるかい?」「・・・・なぜですか?」「ファッション関係のイベントが・・。業界の有名人が集まる・・そういう空気に触れるのもいいと思うよ。どうだい?」「本当に私が?」「ダメなはずがない・・じゃ、一緒に行こう。」「常務、色々有難うございます。」
嬉しそうに書類を開けてみるウンス が、テジュと廊下でぶつかる。 落ちた書類をひったくり、読みながら逃げるテジュ 階段の踊り場まで追いかけるウンス
「何するんですかっ」「シン・ジュンヒョクがお前を推薦したのか?やあ凄いな・・新入社員なのに、こんな推薦まで。」 テジュが頭上に高く持った書類に飛びついて取ろうとするウンス 「優しくしてもらって楽しいだろう。」「ええ、楽しいわ。 だから返してっ あっ」 階段を踏み外しかける。 が、テジュが身体を支える。
逃げようとするウンスの腰を引き寄せるテジュ プイと顔を背けるウンス「・・・・」
「なぜ震えるんだ・・・・緊張するか?・・・・固まっちまった・・・」顔を近づけるテジュ

「まだそんなに好きか?」 再びもがいて逃げようとするウンス 「俺がお前に構うのもこのせいだ・・・。好いてくれるから・・俺だって人間だ。 目の前をうろつかれたら気になるだろ?構われるのがイヤならさっさと気持ちを整理しろ。 くだらない片想いなんてもうよせっ イヤにならないのか? 俺はうんざりだ・・・。」 ウンスを突き放すテジュ ひらひらと散らばる書類
外に出るテジュ しゃがみこみ拾い集めるウンス
いたたまれない様子で外の景色を見るテジュ
へリンの呼び出しでレストランへ 「こういう雰囲気もいいわね。」とヘリン 「生演奏は嫌いだ。」「パパがあなたに興味を・・。」「・・・・」「勤務態度や実績が続々報告されてるわ。 上手くやってるようね、見直したわ、カン・テジュ」「俺はもともと能力があるんだ。」「出世も出来るわ。」「お前と別れたら終わりさ。」「別れたからって敵に?」 週末の[ファッション人の夜]という恒例のパーティーの話をするヘリン 「その場でも婚約者の演技を?」「もちろんよ・・何か?」「いや・・面白くて・・。」
雑誌を手にしたジュンヒョクが目を上げる。 「可愛いでしょ?どうですか?」と店の者
ドレスを試着したウンスが鏡の前 「幼稚すぎませんか?」「・・・お客様が可愛いタイプなのでよく似合うかと・・。」

「見る目が無いな・・彼女は可愛いのではなくて、セクシーなんだ。選びなおしてくれ。」 まんざらでもない顔のウンス
パーティー会場
出会う人たちにテジュを婚約者として紹介するヘリン カクテルを手に壁にもたれるテジュ
ふと目を上げると、ジュンヒョクと現れたのは、セクシーなドレスを身に纏ったウンス

一瞬、目が釘付けになるテジュ 二人に気付いたヘリン 「あきれた・・ここまで一緒に・・。」

こちらまで来る二人 「来たの?」とヘリン 「ああ」
「行こう」 腕を組み会場を歩く二人

ウンスから視線をそらせないテジュ 談笑中のジュンヒョク
「お手洗い・・」と席をはずすウンス 後ろからテジュが近づく。
「なかなかだな・・・思ったよりいい体だ・・・。本格的に付き合いを?」「・・・・・」

「おめでとう・・夢が叶ったな・・・。なんだ?俺が間違ってるか?」「・・・・・」「昔のよしみで忠告するけど、これは覚えとけ。 あれほどの男がなぜお前の相手をすると?」 答えずカクテルをとるウンス 「店で出会ったんだろ?」 ダンッとグラスを置くウンス 「普通はまじめに相手をしない。」 歩き始めるウンス 「遊びで甘く近寄ることは出来る・・それに深入りするな。お前だけ傷つくのがオチだ。 男は遊びなのに・・それで舞い上がって・・」 きっとした目のウンス 「私も遊ぶわっ それでいいでしょ?」「お前に遊び方が?」「知ってる・・・おじさんも私を弄んだでしょ?2回目なら平気だわ。」「酔ったのか?」「私はミミズ以下でしょ?」「・・何を言ってる。」「だからこんなことを・・」「また興奮してる・・おい、落ち着け。」「最近は、おじさんの言葉を身に染みて感じてます。」「おい・・」「人を好きになるのはいいことです。・・・だから恥ずかしがることも傷つくこともありません。 世界中に自慢できるほどいいことです・・・でも間違ってました・・おじさんが言うように、それはプライドもないマネでした・・・・プライドもなくおじさんを追いかけたこと・・後悔してます・・・だから私を見下すんでしょ?」「興奮するな、飲みすぎだ。」「私に構わないでっ もう・・私は・・・興味ないから。」「・・・・」「それから・・これからは新しい相手と本格的に遊んでみますっ」 行きかけるウンスの腕を摑むテジュ だがビシッと振り払われる。
つかつかとジュンヒョクに近づくウンス 談笑中の彼を振り向かせ、いきなりキスをする。

めらめらとした視線をテジュに向けるウンス

一瞬の軽い放心状態のテジュ

しかし・・ジュンヒョクがウンスを見つめ、おもむろにウンスの顔を引き寄せ唇を重ねる。
周囲の視線の中、熱いキスを交わす二人

動けないテジュ キスを見たへリンの顔色が変わる。
彼女を一瞥したジュンヒョク 2ショットで退出する

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大きな息をしたヘリン テジュに近づく。「大したショーね・・最初から計画されてたのかしら?」「・・・・」

「聞いてるの?」「・・・・何をだ。」「今の行動どう思う?」「思うって・・・シン・ジュンヒョクに入れ込んだたのはお前だろ?」「そうね・・私も頭の中が複雑だわ・・よりによってハン・ウンスだなんて・・。・・あなた大丈夫?平気なの?」「・・お前とは違う。」「よかった・・同じ気分だったら大変。 私たち4人、泥沼になるところだった。ぱっとしない女に見えるけど、男にとっては違うみたいね。一体何に惹かれるのかしら。」「なぜ俺に?」「親しかったから知ってるでしょ?男から見るとどんな女なのか・。」「お前よりはマシだ。 結果で分かるだろ?奴はお前は嫌いで彼女が好きだと・・・」「なぜそんな言い方を?」「お前が話を振った・・・。 気になるなら聞いてくればいいだろ?関係のない俺にいちいち聞くな。」 と出て行くテジュ
家ではウンスの脱いだドレスを手にはしゃぐ母 化粧を落としているウンス
「常務ってひと・・あんたに下心があるのよ。・・・なぜこんな子に・・・。虫にも才能があるっていうけどあなたにそんな才能があるとは・・。」「私がなぜ虫なの?母親がそう思ってるから他人から見下されるのよ。ハァハァ」 ドレスを返品しておいでという母に、絶対にしない!と声を荒げるウンス
シャシャの出店準備中 狭さに嘆くヘリン パパに頼むと言い出したヘリンに、結局は父親の権力を振りかざしてる・・威張るのもいい加減にしろ、とテジュ
ジュンヒョクも交えて昼食 「彼に叱られたの。」とヘリン 「ふふ、よく言った。これからも頼むよ。ヘリンにはいい薬に・・。」 口を開くヘリン 「一昨日はどういうこと?」 手が止まるテジュ
「二人付き合ってるの?」さりげなく切り出すヘリン 「・・・・・そのつもりだ。」「今は違うの?」「スタート段階だ。」「じゃ、やめて。」「なぜだ。」「ふさわしくないわ。」「僕も以前同じことを・・・でもお前の言うとおりだ。人間と人間だ、ふさわしいもふさわしくないもない。」「とにかく彼女はダメよ。」「なぜお前が・・」「お兄ちゃんの妹が、カン・テジュの婚約者・・みんなが気まずいのは事実でしょ?家族同士見苦しいわ。」「それで・・彼女はダメだと?」「今のうちに別れた方がいいと思うわ。」

「ならお前が別れろ。」「オッパー・・・」「僕は構わない。気まずい人が別れろ。」「常識のある人の言葉じゃないわ。」「なぜ過去にこだわる?」「イヤじゃないの、彼を追い掛け回した子よ。しかもクラブで・・・」「いい加減にしろ」とテジュ「馬鹿なのか?鈍いのか?ずっと一緒に暮らしてきて未だに分からないのか?俺ですら分かる。」「カン・テジュ氏・・」「そんなにヒマか?体力が有り余ってるな・・人を振り回してばかりだ。人の機嫌を逆撫でする・・・そのクセ、いい加減にしてくれ。 本当にうんざりだ。」席を立つテジュ
デパートの謝恩品のリサーチに、テジュとウンスが一緒に行くよう指示が出る
ぎこちなく同じ車に乗り込む二人
店で商品をチェックするウンス 撮影をするテジュ 「だめだ。」「くだらない」「良くない」お互いの選んだものをけなしあう二人 だが笑いが漏れる。

帰りの車、商品コンセプトや単価、業者との相談について話し合う二人
突然車の方向を変えるテジュ 驚くウンス ぶっとばして着いた先はあの時の船着場
「なぜここに?」「漢江が好きなんだろ?」「ふざけてるの?」「俺たち会話が必要だろ?」「話すこと無いです。」「俺がある。」

あの時のレストラン
「・・・・・・・」「・・・・・・・・・」「話をしないんですか?」「・・・・・・・」「カン代理」「お前な・・・それが良くない。」「何か?」「お前、今時の子らしくなくスレてないし、純粋で素直だ。妹の面倒を見ながら会社の仕事もこなして・・・それに才能も・・・。」「・・・・何ですか?今までどおりの話し方に・・・あまりに不自然で偽善に聞こえるんです。気分が悪いわ。」「じゃ黙ってようか?」「もう行きましょ。」「本気で忠告してる。」「・・・・・」「お前は無邪気で世間知らずだけど、腹いせでそんなことしてどうする気だ?」「そんなことって?」「・・・シン・ジュンヒョクと付き合うな。 腹いせで好きでもない男と付き合っても苦労するだけだ。悲劇と不幸への近道・・・」「好きでもない男とキスを?おじさんみたいに遊びでは出来ません。おじさんが言うように私は純粋な人なんです。」「それで・・・シン・ジュンヒョクを好きだと?」「・・・・なんで・・・ダメですか?」「婚約者の兄だからだろ?お見通しだ。俺を困らせるのが目的だろ?」「なぜ私がそんなマネを?」「・・・それは・・俺の気を引くため。」「このおじさん、どうかしてるわ。」「何だと?」「今すぐ病院へ。誇大妄想です。」立ち上がるウンスを抑えるテジュ 「奴とどうする気だっ」「勝手にしますっ」「今のうちにあきらめろ。」手をはらうウンス 「勘違いしないでっ おじさんへの気持ちは無いわ。」「笑わせるな、お前の心くらい読める。手に取るように・・・」「・・・・」「俺が大好きなんだろ?」 見開いた目にみるみる涙が浮かんでくるウンス 続けるテジュ「全身に染み渡るほど・・・・・そこまでの感情が簡単に消えるか?」「・・・・・・・何故・・過ぎた話を?」「過ぎてないだろ?おいっ 俺を好きなのは勝手だ。だが迷惑はかけるな。 お前と寝たか?お前の身体に触れたか?」 上目遣いで見据えるウンス
「くだらないことでストーカーの真似をするな。世の中そんな・・・」 ゴツッ テーブルの下でウンスの一撃
「何を・・」「私がどうかしてたの あなたみたいな男を好きだと言うなんて・・・」 涙を拭きながら出て行くウンス

顔を手で被うテジュ 「ハァ~・・・・・謝ったのに、なぜこうなるんだ・・調子が狂うぜ・・。」
元テジュの家 同僚にコントのダメだしをされているジス
テジュが来る。「なんでここに帰るんだ?」「上半期の企画案だ。」 ジスに「みんないるのか?」
「・・・ほっといてよ。」 帰っていくテジュ 「急ぎの用事ですか?」とジス 「いいや・・明日渡せばいいのに。」と首をかしげる同僚
調査の者が言う。 ショッピングモールの建設中に所有者が変わり用途が変更されたようです。
最初に計画したのがチャ会長だったそうです。
「17年前といえばワールド流通の頃だ・・・手放した理由は?」とジュンヒョク
ワールド流通の社員が現場で転落死を・・・その後安値で手放したそうです。 事故にあった社員が経理部で働いていた・・・ 「父ですね」 自殺か他殺か事故かでしばらく騒がしかったと・・・。
呆然と車を運転するジュンヒョク 調査の者の声が頭によみがえる。 「本人が多額の借金を抱えていたことから自殺の可能性が濃厚でしたが・結論は出ませんでした。」
母親の言葉も思い出す。 「なぜあなたを婿に考えなかったのかしら?」「亡くなったわけを?その目で見たの?」
雨の中、ビルへと向かう。 見上げるジュンヒョク とたんにあそこに立っている17年前の自分、そして落ちていく男の姿が見えてくる。 記憶を戻した衝撃に身を縮こませるジュンヒョク

常務の家で仕事中のウンス バタンと音がしてびしょ濡れで帰ってくるジュンヒョク そのままソファに座り込む。 ウンスがタオルを持ってくる。
お茶を入れるウンス 「寒いと思って」
窓際で無表情に話し始めるジュンヒョク
父親のことを。 悪いことは全部自分のせいに・・・母が闘病の末に亡くなったのも・・そのせいで貧しくなったのも・・自分が無能なせいだと・・・僕が勉強できたことも父にはストレスで・・立派な息子をバックアップできない情けない父親だと。

そんな父が死んで会社の社長が僕の面倒を・・・・。
立ち上がるウンス 隣に立つ。 父が生きていたらとも考えたが・・あれ以来忘れた・・・父親を・・・。
「でなぜ思い出したんですか?忘れたんでしょ?嫌がってもイライラもしてないでしょ?それくらい私にも分かります。」「ウンスさんは僕を過大評価している。」「自分を責めないで・・。」
「余計なことを話した・・・悪かった、気を使わせてしまった・・。」「そんな言い方やめてください。常務も人を頼ったり、利用すればいいんです。私だけが甘えるのは交際じゃないです・・・悲しいことがあったら話してください・・私が聞いてあげます。」

「・・・・・・・」 もたれこむようにウンスに近づきそっとキスをするジュンヒョク

「パパの誕生日なの。」とヘリンから電話を受けるテジュ
囲碁をしているジュンヒョクと会長
チェ理事の動向をきく父 警戒を緩めるな。私のせいで隠居になったと思っとる。
何か言いたげなジュンヒョク 「どうした?話でも?」「・・・いえ、お父様がいなかったらこの地位につけたか考えてました。」「そうか・・君とわしの縁を考えると特別なものがある。」「なぜぼくの面倒を?末端の社員の息子なのに。」「さあな、父を失って、身寄りのないお前を放っとけなかった。・・・子供なのにお前は涙を流さなかった。」「・・・突然の事故で悲しむヒマも・・。」「だろうな・・朝出かけて、交通事故だったからな。」 「・・・・」表情の変わるジュンヒョク 「不思議だな・・父親の話をするとは・・。」
テジュも交えた食事
「当分は恋愛だけを?二人とも真剣じゃないのか?」と父 「十分真剣よ。」とヘリン
恋愛は感情優先で、結婚は生活が主体です、お互い四季を経験して判断すべきかと、とテジュ
ジュンヒョクにテジュを色んな部署に回し、のちに全体の流れを見れるようにと頼む父
「お前も相手を見つけんと・・今でも十分遅いだろ?」と急に話をふる父 「ジュンヒョクは自分で見つけますよ、気難しい性格だから私が選んでも嫌がるわ。」と母 「いい女を見つけて来い。」「今、交際している人がいます。」 一斉に顔を上げるみな 「ん?仕事人間だと思っとったが。」「ほら自分で何とかするのよ。」「どんな娘だ。」
「まさか、ハン・ウンスのこと?」「あなた知ってるの?」と母 「正気じゃないわ。紹介するほどの女じゃないわ」 新入社員だと言うジュンヒョク 家柄を聞かれる。 「家柄なんてないわ。ろくに学校も出てないの。」とヘリンが口を挟む。「軽率なマネはやめて、パパたちに話すほどの交際を?」 制するテジュ 「社内じゃ危険だ・・楽しむだけの恋愛に・・・まじめに付き合う娘じゃない。」と父 「知りもせず断定しないでください。結婚も考えています。」

目を上げるテジュ
「だから、そんな風におっしゃるのはおやめください。」 黙りこくる皆
いらだつ車内のテジュ へリンからの電話を無視
部屋で落ち着かないヘリン
マンション入り口前の車を止めるテジュ
買い物帰りのウンスとジスがふざけながら駆け込む。

その姿を車の中からじっと見つめるテジュ

by ymmt4495 | 2007-12-06 01:44 | ケ セラ セラ | Comments(0)