韓国映画 Mr.ソクラテス (미스터 소크라태스)
弁護士チョが人を探していた。
「人選は慎重に。 義理人情がなく、頭が空っぽなヤツ つまりクズ・・・そんな人間。
生まれつきのバカがいい。」
ある日、ドンヒョクが拉致される。 連れて行かれた先は、生徒が自分一人の学校
脱出しても連れ戻される。 暴力的でまさに命がけの勉強
最初は拒否していたが、弟の荒れた姿を見せられ、勉強を自発的にするようになるドンヒョク
そして、晴れて大検合格 ついには警察官採用試験まで突破
やくざにない資格・・・・ 刑事だけの資格・・人を殴れる資格
人生を生きなおすドンヒョク
元ワルゆえ荒っぽい交通巡査として勤務
「誰が交通巡査を養成しろと?」 チョ弁護士がドンヒョクが刑事になるように陰で差し向ける
上司であるシン班長は、、ドンヒョクの裏の社会に通じた刑事ぶりに内心感動する
ドンヒョクが言う。「あのころは周辺人、第二の誕生期・・・疾風怒濤の時期でした。」
試験勉強で倫理を知り、人生観が変わったとも。 「悪法も法なり・・・ソクラテス。」
「育ててやるから、気に入らないクソ野郎を負かしたい。協力してくれ」 シン班長が協力要請する。
そのクソ野郎こと検察官が、ずっと逃亡中の大物テチュンと繋がっていると睨んでのこと
実は、弁護士チョともつながっており、彼は大物の悪党テチュンの忠実な部下だった。
自分を刑事にしたのは法を悪用し、自分たちの盾に使うためと知り、また
自分を教育してくれた先生は、組織に利用された「犬を育てる犬」だったことを知ったドンヒョクの静かな怒りが徐々に膨れ上がっていく。
そして・・・
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面白かった。 爽快な映画
キム・レウォンの持ち味が最高に出てましたね。 青春のいらだち、狂気を演じさせたら右に出るものがいないのではないかと・・・。
ワルぶりも重量感があって、迫力なんですよ。 でも可愛げのある暴れっぷり。 この方の視線って、凄みがあったり悲しかったりと、さすがと思えるところが随所にあるんですね。目に力があるの。
一貫して流れていたこの映画のテーマも、分かりやすくて心に訴えかけてくるし、途中のユーモラスな場面も結構笑えるし、男のかっこよさも溢れてました。 ちょっとカッコよすぎるでしょ?と突っ込みたくなるシーンもありましたが。
ラストもいい。
ところでこの映画で発見 今までいいとも思わなかったイ・ジョンヒョクがカッコいい。
今まで気づかずにいて御免なさいという感じ 男の色気があったんですね~ 不精ひげがそそるってば
引き込まれて観た映画 秀作でしょう
85点
雰囲気だけどうぞ →ここ もっと長いものはここ
by ymmt4495 | 2008-12-20 15:32 | 韓国映画 | Comments(0)