韓国ドラマ 快刀 ホンギルトン(쾌도 홍 길동)(全24話)
ホン・ギルトンは吏曹判書ホン・ソヒョンを父に持つ、ごろつき
いつも街で大暴れ
だが妾の子 奴碑(ぬひ)の身分ゆえ、何もできぬ身、何もするなと言われ育ち、
正妻の子である兄のイニョンにも蔑まれ、呼父呼兄も許されぬ身
幼時から麻谷寺のお和尚へミョンに付いて武術などを学んでいた。
暴政に苦しむ人々を見ることが多くなっていた二人
清から船が帰ってきた。 乗っていたのは薬売りの老人と、その孫娘ホ・イノク
二人の路上でのパフォーマンス、比武招親にギルトンが挑戦して出会った二人
同じ清からの船に乗っていた編み笠の若い男 彼こそ嫡子であり、幼いころに
召使の子である兄の現王に、大妃とともに殺されたはずのチャンフィであった。
火事から秘かに逃げ、ノ尚宮とともに王の首をすげ替えることを目的に帰ってきたのだった。
若君チャンフィは自分が落した、大妃の形見である鳳凰のかんざしを拾ったイノクを知る
裏社会を牛耳るヨンムン商団が、実は隠れ蓑 母親代わりだったノ尚宮と、現王に仕える都承旨(トスンジ)はグル
まずは嫡子である自分が次期王であるとの、先王の密命が彫られた四寅剣を取り返す。
その剣を持っているのは、ギルトンの父である吏曹判書のホン 彼は15年前に、兵曹判書リュ一家を殺して奪ったのだった。 その時行方不明になった幼い娘リュ・イノク
実はホ・イノクは、老人が瀕死の貴婦人のそばで泣いていた幼女を連れ帰り、孫娘として育てられたのだった。
老人だけが知っている事実
秘かに謀反を企てていたため決して人を近づけないチャンフィが、イノクにその後癒されていくことになる
左議政の娘ウネは娼館で出会ったギルトンに一目ぼれ 想いを寄せてくるギルトンの兄イニョンには目もくれず
盗賊の党首の死に遭遇したギルトンは、彼の仲間の危機を救った。彼らとは、後にこの世から汚いものをすべて盗みに行く仲間となるのだった。
科挙の試験でズルをするための金が要るため、兄のイニョンと継母が企んだのは、雇った盗賊に父の部屋から金を盗ませ、それをギルトンのしわざに・・・
奇しくも同じ時に四寅剣を盗みに入ったヨンムンのチャンフィらが盗賊を殺したため、その罪さえも着せられ逃げるギルトン また盗賊たちの皆殺しの場所にも遭遇し、捕盗庁からも追われる
孤独なギルトン
盗賊から刺され大けがを負ったチャンフィと偶然会い、介抱したのはイノク
知り過ぎたイノクをどうしても処分できなかったチャンフィ
ギルトンは娼館で兄のイニョンの企みを聞いてしまう。 最初から自分の罪にするつもりだった・・・一緒にいたウネもそれを聞き、同情するのだった。
麻谷寺で暮らすイノクとは、このころはまだ同士であり友達であり・・恋人未満 ただイノクはギルトンにアイラブユー
ヨンムンにはめられたことを知った彼は、知り合った盗賊の力を借り、商団に忍び込むはずが、実は
チャンフィらの謀反の決行の場 科挙の試験場に紛れ込んでしまい爆発騒ぎを起こす
今度は逆賊として追われる身に
あれほど準備してきた謀反が邪魔もののせいで失敗に終わるチャンフィ
四寅剣の密命のコピーが出回り、罪のない人々が処刑されることに心を痛めたギルトンは、取引としてチャンフィから四寅剣を受け取り、剣を追う父からも追われる身となる
父が、無実と知っていながら自分に罪をかぶせたことを知るギルトンの悲しみ
アイラブユーの仲のイノクの制止を振り払い、彼女を巻き込まぬため逃げるギルトンは、官軍から矢を放たれ崖から落ちる・・・・
そして・・・
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これはまだ序盤です。 だからギルトンは矢を放たれて崖から落ちても死にません。
この後、果たして王子の謀反は成功するのか・・・・。イノクはいつリュ家のお嬢様であることが分かるのか、またそうなれば親の敵となってしまうギルトンとは・・・・
このドラマ、出だしの音楽も現代風 またヒップホップなんか出てきてこんなにコメディっぽくてどうなるっと思ってたら、お決まりの手に汗握る展開になりましたね。 時代劇はどきどきして体に悪いからやっぱり少し苦手だ~
カン・ジファンってやっぱり魅力的 凄く綺麗なのよね~ 彼ってやんちゃ系ヒーローって感じがぴったり 彼の全身からあふれる陽気さ ってのは買いたいし、恵まれた容姿でのびのび演じてましたね。 自分で男前だろ?と言って許されるのは、カン・ジファンとエリックくらいじゃないでしょうか?とにかく美しい男のすかっとした暴れっぷりが良かったです。 ただ悲しみに向かうシーンが多くてつらかった。 ユートピアを目指す早すぎる思想ってのかな・・・・その悲しみね。 またチャンフィを通して、権力を得た後にある光と影ってのも描かれてたのかな? ただある時代に一人の豪傑がいた・・・・・・たとえ実在の人物でなくても夢がありますよね~ →実在の人物でした・・・
伝説の人物なんですね・・・それにしてもいつまでたっても普遍的なことが行われてる世だな
好きなドラマのほうですけど、恋愛が幼かった。 イノクが本当に「マヌケ」で、カマトトなんで若君との絡みのシーンももたもたしててね。 チャン・グンソク君の上目遣いの憂鬱な表情もワンパターンでね。 いえ、美しいのですよ、確かに。 また現王の気違いっぷりも長く描かれてて、もっとシャープに話数は減らせたんじゃないかと・・・
ただし・・・・・自分がもしハイティーンの女の子ならば、この世界にどっぷりハマりまくりで、しばらく放心状態から抜け出せないんじゃないかと思います。 あと15歳ほど若くてもね
また、戦闘前夜の緊迫感や、この後、悲劇が待っていると知りつつ立ち向かうシーン また共に滅びていくことなどは、もしベルサイユのばらを読んでいなければ、最高の喪失感を感じたでしょうし、このドラマの評価を上げることになったでしょう。
やはり未だにあの漫画がトップなので、このドラマでの滅びの美学?とも言えるものが、自分の中での二番煎じになってしまったってことです。
※ こんなドラマ ここ や ここ や ここ や ここ
(映像はいずれ削除されます)
-----好きな画像を何個か載せておきます----------
重量級の男の飛翔
人口呼吸
口をふさがれたい
正装すると溜息が
両班の姿が美しい
官服姿も当然美しい
初めて見せる弱さ
密着しすぎ
お前を失いたくない
戦いの合間の休息
お和尚さんと根城で
初めての
このドラマで一番息をのんだのがこのシーン
壮絶にかっこ良かった~
おまけ
あと、私が区別をつけるため 秘かにムク犬①とムク犬②と呼んでた二人の写真を・・・
良く似てますよね おひげ♡
上の中入り
by ymmt4495 | 2009-04-19 14:27 | 2009年 上半期視聴ドラマ | Comments(4)
私はこれにメチャクチャはまりまして、もともと「宮」のような少女マンガ的展開が好きだからストライクだったんですよね~
確かに言えてます。
年はとっているけど、中身は少女なんです、ワタシ…(爆)
ジファン氏の、コミカルとシリアス両方行けるところが好きで、
また稀代の豪傑を演じてて感動的でした。
こちら「中身少女」は同じですが、なんせ外が年を取りすぎてて・・・
・・・・加油・・・!
ジファン氏、ほんと、ええオトコだったね~ ワイルドだったですよ。
体躯に恵まれすぎとは思うわ。
で、ええ?チャンフィに肩入れ? それは辛い展開でした。
悲劇へ向かう…たとえばオスカルとアンドレみたいな、そういうのに
ワタクシ弱いんで、あの結末はやっぱりこたえましたとも。
楽しんで、いや、どっぷりしていただけたようで…
でも上に書いたとおり、やっぱり年を取りすぎてたみたい。
こんなところで年の差が歴然(泣笑)